昭和製鋼所
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昭和製鋼所(しょうわせいこうしょ、旧字体: 昭和製鋼所󠄁、英語名:Showa Steel Works)とは、第一次世界大戦から第二次世界大戦までの間、満洲で活動していた鉄鋼メーカー。後に満洲国特殊法人とされ、国策会社の色合いが強かった。本社および工場は鞍山に置かれた。
- ^ a b c d e f g 解学詩「鞍山製鉄所の変遷 (1)」(翻訳・松野周治)『立命館経済学』第37巻6号、立命館大学経済学部、1989年
- ^ a b c d e 解学詩「鞍山製鉄所の変遷 (2)」(翻訳・松野周治)『立命館経済学』第38巻1号、立命館大学経済学部、1989年
- ^ このほか、満鉄総裁の山本条太郎が実施した、固定資産減価償却や鉄道運賃・石炭価格の引き下げ、日本政府による補助金も経営改善に寄与した(「鞍山製鉄所の変遷 (2)」)。
- ^ 1919年から1929年までは理事会を廃止してトップの役職は社長であった。
- ^ a b c d e f 松本俊郎「1940年代後半における昭和製鋼所の製鋼工場」『岡山大学経済学会雑誌』第30巻第1号、岡山大学経済学会、1998年6月、43-61頁、CRID 1390009224557024768、doi:10.18926/oer/41530、ISSN 0386-3069。
- ^ 会社設立の時期について、松田周治は「5月」、解学詩は「7月」と記している。
- ^ 影響の有無は不明ながら、鞍山をはじめとする満洲の日本人側ではこの計画に反発して政府へ鞍山での建設請願もおこなわれた(解学詩、1989年(2))。
- 1 昭和製鋼所とは
- 2 昭和製鋼所の概要
- 3 戦争と昭和製鋼所
- 4 参考文献
固有名詞の分類
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