昭和記念筑波研究資料館とは? わかりやすく解説

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昭和記念筑波研究資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/22 13:26 UTC 版)

昭和記念筑波研究資料館
昭和記念筑波研究資料館
施設情報
正式名称 昭和記念筑波研究資料館
専門分野 動植物標本(鳥類は除く)
収蔵作品数 60,000点以上
事業主体 日本国
開館 1993年6月
所在地 305-0005
日本茨城県つくば市天久保4丁目1−1
位置 北緯36度06分09秒 東経140度06分39秒 / 北緯36.1025398054664度 東経140.1107092204027度 / 36.1025398054664; 140.1107092204027北緯36度9分9.1秒 東経140度6分38.6秒 / 北緯36.152528度 東経140.110722度 / 36.152528; 140.110722座標: 北緯36度9分9.1秒 東経140度6分38.6秒 / 北緯36.152528度 東経140.110722度 / 36.152528; 140.110722
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昭和記念筑波研究資料館(しょうわきねんつくばけんきゅうしりょうかん)は、独立行政法人国立科学博物館が運営する施設。生物学御研究所から国立科学博物館へ標本資料が寄贈されたことに伴い、これらの資料を保管するために筑波実験植物園の敷地内に1993年(平成5年)6月に設置された[1]。収蔵品は昭和天皇が研究していた動植物のうち鳥類を除いた60,000点超の標本であり、新種記載タイプ標本となったものも多く含む[1]。採取場所は相模湾那須皇居などである[1]2014年(平成26年)、ベルギー王立自然史博物館1936年(昭和11年)に昭和天皇から借用していたヒドロ虫類の標本が返還され、本資料館に収蔵された[2]

資料を保管するのみならず、分類学的な研究を行ったり、相模湾での継続調査を行ったりしている[1]。(専任の研究員はいないが、3人の兼任研究員がいる[3]。)研究者向けにコレクションの公開を行っている[1]が、一般公開はしていない。例えば、2010年(平成22年)3月に筑波大学にて開かれた日本藻類学会第34回大会のエクスカーションで、会員が筑波実験植物園や本資料館の見学を行った[4]

なお、運営面において東京都立川市にある昭和天皇記念館とは全く関係がない。

脚注

  1. ^ a b c d e 昭和記念筑波研究資料館”. 研究と標本・資料>>研究部紹介. 国立科学博物館. 2019年7月7日閲覧。
  2. ^ 坂場三男 (2014年1月6日). “第40回 王立自然科学博物館の「遺物」”. 大使のよもやま話. 在ベルギー日本国大使館. 2019年7月7日閲覧。
  3. ^ 補足説明資料 国立科学博物館”. 文部科学省生涯学習政策局 (2013年10月30日). 2019年7月7日閲覧。
  4. ^ 宮村 2010, p. 145.

参考文献

  • 宮村新一「大会をふりかえって」『藻類』第58巻第2号、日本藻類学会、2010年7月10日、144-145頁、NAID 10026607034 

昭和記念筑波研究資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:48 UTC 版)

国立科学博物館」の記事における「昭和記念筑波研究資料館」の解説

昭和天皇長期にわたり相模湾那須皇居において収集した自然史標本資料6万点以上を収蔵。それら標本分類学的研究新たに収集した標本との比較検討により、生物相変遷について研究する1993年6月設立

※この「昭和記念筑波研究資料館」の解説は、「国立科学博物館」の解説の一部です。
「昭和記念筑波研究資料館」を含む「国立科学博物館」の記事については、「国立科学博物館」の概要を参照ください。

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