昭和期の活動と変遷
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1928年(昭和3年) 4月、『書勢』編集長井原雲涯没。5月号を以って『書勢』休刊。 1930年(昭和5年) 東京代々木南山谷に「書学院」を建設。あわせて比田井天来・比田井小琴により、教授部が開設される。 1931年(昭和6年) 7月に雑誌『書道春秋』、10月に雑誌『実用書道』創刊。 1932年(昭和7年) 鎌倉の「書学院」本部の建設に着手。同11年完成。以後、代々木と鎌倉の両方で「書学院」の活動が行われる。 1937年(昭和12年) 4月、鳴鶴門の同志や一門と共に「大日本書道院」を創立。6月、雑誌『書勢』復刊。 1939年(昭和14年) 天来没。比田井南谷が「書学院」を継承する。『書勢』誌の刊行を継続し、古碑帖などを出版、小琴を助けて教授部を続行する。 1943年(昭和18年) 第二次大戦の激化により、出版部は「大日本書道出版」に参加する。 1945年(昭和20年) 終戦となり、出版および教授部の活動は一時停止する。 1946年(昭和21年) 鎌倉の「書学院」本部において、小琴が教授部を再開する。 1948年(昭和23年) 小琴没。南谷が「書学院」を横浜に移し、現在に至る。 1969年(昭和44年) 南谷が横浜にて「書学院出版部」を再開。
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