明野図書館と「花さき山」とは? わかりやすく解説

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明野図書館と「花さき山」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 18:24 UTC 版)

筑西市立図書館」の記事における「明野図書館と「花さき山」」の解説

『花さき山』は児童文学作家斎藤隆介執筆した文学作品であり、明野町立図書館として開館して以来明野図書館象徴するものとして扱われている。1985年昭和60年)の図書館開館準備着々と進む中で、初代館長となる三輪巴が書店で偶然手にした『花さき山』の絵本感銘受けたのが契機となった。 まず図書館職員エプロン紙芝居貸し出す際に使う「かよい袋」のデザイン検討する中で、「花さき山」のラストシーン挿絵採用しようという運びになり、明野町立図書館から直接電話挿絵担当した滝平二郎許諾得て版元岩崎書店にも了承得た。この顛末三輪図書館問題研究会茨城支部会報常陸野』に寄稿し、その文章雑誌みんなの図書館』に転載されると、鉾田町図書館(現・鉾田市立図書館)の館長の目に留まった。鉾田町図書館では滝平原画展作者を囲む会を企画しており、この席で三輪滝平岩崎書店担当者知り合い明野町立図書館最初イベントとして「滝平二郎絵本原画展」を1986年昭和61年12月9日から12月14日まで開催最終日には滝平本人招いた講演実施した。このイベント開催以降製本講座民話聞く集い、絵や写真ポスターなどの展示会本人招いての「囲む会」、各種コンサート演奏会など、各種イベント積極的に開催するようになった。 更に1987年昭和62年)に館報創刊した際には「花さき山」を題名採用したその際岩崎書店経由斎藤遺族からも許諾得ており、館報題字滝平切り絵制作した。 「かよい袋」のデザイン子供だけでなく大人利用者からも評価高く、かよい袋を使いたいがために図書一緒に紙芝居借り利用者や、多くの本を同時に借りてかよい袋に入れてほしいと要望する利用者もいるという。

※この「明野図書館と「花さき山」」の解説は、「筑西市立図書館」の解説の一部です。
「明野図書館と「花さき山」」を含む「筑西市立図書館」の記事については、「筑西市立図書館」の概要を参照ください。

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