旧高橋家住宅(埼玉県朝霞市根岸台)
| 名称: | 旧高橋家住宅(埼玉県朝霞市根岸台) |
| ふりがな: | きゅうたかはしけじゅうたく |
| 名称(棟): | |
| 名称(ふりがな): | |
| 番号: | 2400 |
| 種別1: | 近世以前/民家 |
| 国宝重文区分: | 重要文化財 |
| 指定年月日: | 2001.11.14(平成13.11.14) |
| 員数(数): | 1 |
| 員数(単位): | 棟 |
| 代表都道府県: | 埼玉県 |
| 都道府県: | 埼玉県朝霞市根岸台2-681 |
| 所有者名: | 朝霞市 朝霞市土地開発公社 |
| 指定基準: | (五)流派的又は地方的特色において顕著なもの |
| 管理団体名: | |
| 管理団体住所: | |
| 管理団体指定年月日: | |
| 構造形式: | 桁行14.9m、梁間10.4m、寄棟造、茅葺(鉄板仮葺)、南面庇付、桟瓦葺 |
| 時代区分: | 江戸中期 |
| 年代: | 17世紀末頃 |
| 解説文: | 旧高橋家は,荒川流域の平地と接する武蔵野台地の北辺に所在し,古くから農業を営んできた。現存の主屋は,ほぼ南を正面にして建ち,寄棟造・茅葺(鉄板仮葺)である。 平面は,建築当初は土間沿いが一室のザシキになる,いわゆる広間型三間取で,側廻りは格子窓や壁が多く閉鎖的なつくりであった。構造は四方下屋造であるが,床上部と土間部で異なる架構形式になる。西側は出桁造とする。 建築年代は,こうした平面や構造などから,17世紀末期頃と推定される。 旧高橋家住宅は,関東地方における17世紀に遡る古民家として価値が高い。部材の残りが良く,建築当初の閉鎖的な側廻りの扱い,床・棚・押板などの古風な造作,架構形式など,要所に特徴がみられ貴重である。 また宅地は,附属施設を残し,畑や屋敷林など環境も良好で,全体として武蔵野台地の農家の構成をよく伝えており,併せて保存する。 |
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