日本国外の日本語とは? わかりやすく解説

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日本国外の日本語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 05:59 UTC 版)

日本語」の記事における「日本国外の日本語」の解説

近代以降台湾朝鮮半島などを併合統治した日本は、現地民の台湾人朝鮮民族への皇民化政策推進するため、学校教育日本語国語として採用した満州国現在の中国東北部)にも日本人数多く移住した結果日本語広く使用されまた、日本語中国語とともに公用語とされた。日本語解さない主に漢民族満州族には簡易的日本語である協和語用いられていたこともあった。現在の台湾中華民国)や朝鮮半島北朝鮮・韓国)などでは、現在でも高齢者中に日本語解する人もいる。 一方明治大正から昭和戦前期にかけて、日本人がアメリカ・カナダ・メキシコ・ブラジル・ペルーなどに多数移民し日系人社会築かれた。これらの地域コミュニティでは日本語使用されたが、世代若年になるにしたがって日本語解さない人が増えている。 1990年代以降日本国外から日本への渡航者数が増加しかつまた日本企業勤務する外国人労働者日本の外国人)も飛躍的に増大しているため、国内外日本語教育広がっている。国・地域によっては、日本語第2外国語など選択教科一つとしている国もあり、日本国外日本語学習される機会増えつつある。 とりわけ1990年代以降、「クールジャパンといわれるように日本国外アニメーションゲーム小説ライトノベル映画テレビドラマJ-POP邦楽)に代表される音楽漫画などに代表させる日本現代サブカルチャーを「カッコいい」と感じ若者増えその結果、彼らの日本語触れ機会増えつつあるという。2021年9月に、単語検索ツールWordtipsが世界各国語学学習をするに当たり、どの言語が最も人気があるかをGoogleキーワードプランナーを利用し調査したところ、アメリカ、カナダオーストラリアニュージーランドといった英語圏中心に日本語が最も学びたい言語選ばれた。 日本人訪問することの多い日本国外観光地などでは、現地広告商業施設店舗従業員との会話日本語使用されることもある。このような場で目に触れる日本語のうち、新奇注意を引く例は、雑誌・書籍などで紹介されることも多い。

※この「日本国外の日本語」の解説は、「日本語」の解説の一部です。
「日本国外の日本語」を含む「日本語」の記事については、「日本語」の概要を参照ください。

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