日本国外の有力選手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 22:05 UTC 版)
「ガンバ!Fly high」の記事における「日本国外の有力選手」の解説
王 景陽(ワン ジンヤン) 中国代表の体操選手。「氷の男」「飢えた虎」など、数々の異名を持つ。黒竜江省の寒村出身で、貧しい家庭を支えるために体操の道を選ぶ。また選手層が非常に厚く、代表の座の競争が厳しい中国出身である事も加わって、誰よりも強いハングリー精神を持っており、その鬼気迫る演技は見る者を圧倒させる。 オールラウンダーで、特に鉄棒が得意種目。オリンピックの前の選手権の鉄棒で10点満点を出し、オリンピック本番では更に演技構成を進化させた。 楊 修平(よう しゅうへい/ヤン スイピン) 中国代表の体操選手。裕福な家庭の出身で、やや軽薄な性格。初登場時点では国際舞台では未発表だったフジマキを披露する等、強力なライバルとして登場した。しかし、徐々に王景陽に藤巻のライバルの座を取って代わられ、アジア大会の最後で中国に金メダルをもたらした鉄棒の演技を最後に、体操の演技中の描写がなくなり、主に大技が出たときの驚き役へと変化した。 楼 秀山(ろう しゅうさん) 中国の代表選手。アジア大会でのミスを、王に激しく叱責される。 ドミトリー・チェレンコフ ロシア代表の体操選手で、チェレンコフ兄弟の兄。10年前から現代の最高難度の体操を続けてきたロシアチームのエースで、ヨーロッパ選手権の個人総合実力者。その誇り高さと華麗な演技から、気高き皇帝(ツァーリ)と呼ばれている。王をライバル視している。オールラウンダー。王の常に上を目指す鉄棒の演技を見て、10年も同じ次元に縛り付けていた者が、常に限界を定めず上を目指す者には絶対に勝てないことを痛感させられた。 イゴーリ・チェレンコフ ロシア代表の体操選手で、チェレンコフ兄弟の弟。しかし異母兄弟であり、顔は似ても似つかない。東以上に規格外といえる長身の持ち主で、それを生かしたダイナミックな演技を得意とする。あん馬の欧州王者で、その雄大な旋回から「シベリアの大風車」と称されている。 アレクサンドル・グレンコ ベラルーシ代表の体操選手で、オリンピック出場選手では最年少の16歳。アンドレアノフが藤巻のもとを去ってから、彼のコーチを受けており、そのために藤巻に敵愾心を剥き出しにしていた。得意種目は鉄棒で、閉脚のトカチェフ前宙やフェドルチェンコ(伸身二回宙返り三回ひねり下り)など、高度な技をこなす。 ジャック・リブキン アメリカジュニアの期待の新星として世界ジュニアで活躍した。藤巻に似たタイプの選手。その後のオリンピックなどでは登場しなかった。
※この「日本国外の有力選手」の解説は、「ガンバ!Fly high」の解説の一部です。
「日本国外の有力選手」を含む「ガンバ!Fly high」の記事については、「ガンバ!Fly high」の概要を参照ください。
- 日本国外の有力選手のページへのリンク