日本国外の映画
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「東日本大震災のイベント等への影響」の記事における「日本国外の映画」の解説
アメリカ映画『ヒア アフター』2月19日から日本で公開していたが、2004年のスマトラ島沖地震で津波に襲われたヒロインの臨死体験のシーンがあったため、3月15日をもって上映を中止した。その後、同年10月5日に日本でブルーレイ&DVDセットが発売された。 アメリカ映画『ザ・ライト -エクソシストの真実-』3月19日から日本で公開予定だったが、試写会とともに延期された。 理由は「本編の内容が現在、日本が置かれている状況にふさわしくない」 としたほか、ガソリン不足や交通網の悪化によりプリントが劇場へ届いておらず、いつ届くかもわからないためということであった。 その後3月30日に、プリント配送の目途が立ったとして4月9日の公開を発表した。 アメリカ映画『かぞくはじめました』・『ヨギ & ブーブー わんぱく大作戦』ワーナー・ブラザース配給作品で、『かぞくはじめました』は3月26日、『ヨギ & ブーブー わんぱく大作戦』は4月2日公開予定であったが、交通網の混乱や計画停電実施による劇場運営への影響を配慮して、3月22日に公開中止を発表し、日本版公式サイトを閉鎖した。同年7月にそれぞれビデオスルーで発売された。 中国映画『唐山大地震 -想い続けた32年-』→『唐山大地震』3月26日から日本で公開予定だったが、試写会(奇しくも九段会館で予定されていた)や舞台挨拶などともに延期、公開日未定とされた。それから暫く続報が途絶えたが、2014年12月に入り、配給先の松竹が同作のタイトルを『唐山大地震』に変更した上で2015年3月14日公開を発表。延期から実に4年越しの封切となる。 同作は2月22日にカンタベリー地震が発生した際は「アクションやスリルを楽しむ映画ではないこと」として公開延期などの措置は行わず、興行収入の一部をカンタベリー地震の義捐金として日本赤十字社へ寄付すると発表していた。 アメリカ映画『世界侵略: ロサンゼルス決戦』ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、4月1日から予定していた上映を9月17日に延期すると発表した。 核をテーマにしたアメリカのドキュメンタリー映画『カウントダウンZERO』パラマウント・ピクチャーズ・ジャパンは、4月16日から予定していた上映を9月1日に延期すると発表した。 放射能をテーマにしたドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』秋からの公開予定だったが、前倒しで4月2日から公開された。
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