既に舷一郎達と共感した人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 06:44 UTC 版)
「太陽の黙示録の登場人物」の記事における「既に舷一郎達と共感した人々」の解説
雲井竜児(くもい りゅうじ) 日本再生特区医療セクター長。元北日本反政府ゲリラ「海峡同盟」関東支部責任者。北海道旭川市出身。 大震災時には医師の父と共に多くの被災者らの治療に当たっていたがいつまでたっても救援物資が入手出来ず、多くの人々の命を救えなかった。やがて北を支配している統治グループ「七星会」の存在と彼らの救援物資の横流しの実態を知り、非合法を承知の上で救援物資入手のため、闇物資の密輸に関わる。そのことを父から咎められるが、後に彼の心情を理解して七星会の国家犯罪を国連に告発しようとした父が抹殺され、それ以降は闇物資の運び屋を経て海峡同盟に加わった。 宗方の暗殺計画を試みるも舷一郎の活躍により阻止され、彼の説得もあって中止する。また、公文の命令で北海道へ向かう舷一郎・羽田・張・恵理を尾行し舷一郎が祖父の拓磨と共に董藤らに捕らえられたところを助け出すも拓磨の救出には敢え無く失敗する。その後は舷一郎の護衛として行動を共にすることが多くなる。七星会失脚後は海峡同盟が孫市と周の私兵と化している現状に疑問を覚え脱退した。舷一郎達の南日本への密航に際しては、海峡同盟時代に安全な航路を熟知していた関係で、密航船の航路を指示した。 元々医師であった父を尊敬して自らも医師を目指す学生であったこともあり、優れた頭脳を有する。海峡紛争時には南日本当局の極秘回線に割り込み、宗方との連絡を可能とした。また、銃の扱いに天性の才能があったのか初めて手にしたリボルバーで、相手が近距離で雲井に油断していたこともあってたった1発の銃撃で殺したこともある。そのリボルバーは舷一郎との初遭遇時も使用していたが、舷一郎に独自行動をさせるべく片桐達と共に公文に銃口を向けた結果、その件へのペナルティーで取り上げられたのか以降は自動式拳銃を使用。 2020年では舷一郎の進める「第3の国」建国のため、羽田達と共に海外避難民との交渉役を担う。日本再生特区建設後は医療従事者の経験から医療セクター長を務める。 名前の由来は趙雲(字は子龍)。ちなみに趙雲は劉備に仕える前は公孫瓚の家臣だった。 坂巻五郎 #その他(南日本)を参照。
※この「既に舷一郎達と共感した人々」の解説は、「太陽の黙示録の登場人物」の解説の一部です。
「既に舷一郎達と共感した人々」を含む「太陽の黙示録の登場人物」の記事については、「太陽の黙示録の登場人物」の概要を参照ください。
- 既に舷一郎達と共感した人々のページへのリンク