新製後の動き
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3418編成は、1999年に行った定期検査時に中間電動車ユニットの3414-3415の制御装置に不具合が発見された。このため、1999年5月上旬 - 9月下旬に同ユニットを除いた暫定6両固定編成で運用に入った。また当時京成・京急・都営・北総開発・住都公団の弱冷房車は全て8両編成のみ(全て浦賀寄り3両目)の設定だったが、この時は浦賀寄り3両目に該当する3416号車の弱冷房車シールは外していなかった。 新ロゴマークの貼り付け 2001年(平成13年)3月、京成グループのCI導入に伴い、全車両の側面にK'SEI GROUPロゴを貼付した。従来の筆記体のKeiseiロゴは存置された。 北総鉄道へのリース 3408編成は、2002年5月末 - 8月末に当時の北総開発鉄道に短期リースを行った。これは同社で廃車直前の7050形8両に定期検査期限延期に伴う休車が発生したためである。短期リースのため車両番号や形式、車体塗装等は一切変更せずに北総車の運用に入った。 種別表示器の変更 2002年7月 - 9月には、全車両の前面・側面の種別表示器を10月12日の種別変更によるダイヤ改正対応のものに交換した。 また、2010年からは各種別カラーを背景に、白抜きの文字とした種別幕への交換を実施している。 正面表示 側面表示 転落防止幌の設置 2003年(平成15年)9月 - 2004年(平成16年)3月に連結部に3700形6次車以降と同様の転落防止幌を設置した。その後、一時期撤去されたが後に3000形4次車以降と同タイプのものに再設置された。 客室座席表地の交換 2003年8月 - 2005年(平成17年)10月に客室座席の生地をダークピンク色のものからラベンダー模様入りの色(3700形6次車以降・新3000形などと同色)のものに変更した。 蛍光灯の交換 蛍光灯破損による事故防止のため、2004年4月 - 6月に全車両の客室部蛍光灯すべてを従来の昼白色タイプから飛散防止形白色タイプに交換した。この関係で多少室内の色温度が低くなりイメージが変わった。 車内案内表示器の交換 2005年9月から3418編成を皮切りに扉上部のLED式車内案内表示器を新3000形と同タイプに交換する作業が進められている。この案内表示器は千鳥(交互)配置とされ、非設置の箇所には広告枠が設けられた。現在は全編成が交換されている。 パンタグラフの交換 2003年 - 2005年にパンタグラフを下枠交差式(PT4804-B-M形)からシングルアーム式(PT7131-B形)に交換した。
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