新年立春と年内立春
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 04:01 UTC 版)
立春の旧暦での日付は大まかに言って、半分の年では新年1月の前半、半分の年では旧年12月(あるいは希に閏12月)の後半である。旧年12月(または閏12月)の立春を年内立春、新年1月の立春を新年立春と呼ぶ。また特に旧暦1月1日にあたる場合を朔旦立春(さくたんりっしゅん)と呼び、非常に縁起のよい日とされている。 より正確に言えば、立春の次の節気である雨水を含む暦月が1月なので、立春翌日から雨水当日までの約半月間に朔(新月)があれば、立春は前年12月(または閏12月)なので年内立春であり、その期間に朔がなければ立春は1月であり新年立春となる。 このように旧暦では年の初めか終わりに立春があり、年によっては2回立春がある反面、立春がない年も発生する。この立春のない年を盲年と呼び、結婚には不向きであるとの伝承がある。 近年の立春の旧暦での日付は次のとおり(未来は予測)。19年周期(メトン周期)でほぼ同じ日付が繰り返され、近年では19年中10年が年内立春、9年が新年立春である。 新暦旧暦新暦旧暦1992年02月04日 1992年01月01日 2011年02月04日 2011年01月02日 1993年02月04日 1993年01月13日 2012年02月04日 2012年01月13日 1994年02月04日 1993年12月24日 2013年02月04日 2012年12月24日 1995年02月04日 1995年01月05日 2014年02月04日 2014年01月05日 1996年02月04日 1995年12月16日 2015年02月04日 2014年12月16日 1997年02月04日 1996年12月27日 2016年02月04日 2015年12月26日 1998年02月04日 1998年01月08日 2017年02月04日 2017年01月08日 1999年02月04日 1998年12月18日 2018年02月04日 2017年12月19日 2000年02月04日 1999年12月29日 2019年02月04日 2018年12月30日 2001年02月04日 2001年01月12日 2020年02月04日 2020年01月11日 2002年02月04日 2001年12月23日 2021年02月03日 2020年12月22日 2003年02月04日 2003年01月04日 2022年02月04日 2022年01月04日 2004年02月04日 2004年01月14日 2023年02月04日 2023年01月14日 2005年02月04日 2004年12月26日 2024年02月04日 2023年12月25日 2006年02月04日 2006年01月07日 2025年02月03日 2025年01月06日 2007年02月04日 2006年12月17日 2026年02月04日 2025年12月17日 2008年02月04日 2007年12月28日 2027年02月04日 2026年12月28日 2009年02月04日 2009年01月10日 2028年02月04日 2028年01月09日 2010年02月04日 2009年12月21日 2029年02月03日 2028年12月20日
※この「新年立春と年内立春」の解説は、「立春」の解説の一部です。
「新年立春と年内立春」を含む「立春」の記事については、「立春」の概要を参照ください。
- 新年立春と年内立春のページへのリンク