料理法・食べ方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 13:58 UTC 版)
調理法に関しては水炊きやちり鍋とほぼ同じであるが、使用される鍋の形状や作法に若干の違いがある。肉は牛肉が基本であり、単にしゃぶしゃぶと言えば牛肉を用いたものを指す。派生形として 豚肉や鶏肉、またタコやブリ、タイ、ズワイガニなどの魚介類を用いるものもあり、豚肉を用いるものは「豚しゃぶ」、カニを用いるものは「蟹しゃぶ」などと呼び分けられる。 ミツカンが2021年7月に1000人(15~79歳)にインターネット上で調査で調査したところ具材や調理の仕方に地域差が見られた。先に入れる具材は、東日本では野菜、西日本では肉類という回答が多く、湯通しする平均回数は北海道(4.38回)から九州(4.08回)、近畿(4.04回)、東北地方・沖縄県の3.57回だった。 肉を加熱した後に冷まし、野菜など他の食材とともに盛りつけて提供するものは冷しゃぶと呼ばれる。 味つけを施さない湯の中で食材を加熱するのが本来の形であるが、近年は火鍋ブームの影響もあり、様々なスープを用いるスタイルも広まっている。また鍋も太極の陰陽に仕切られた鴛鴦鍋が使用されるなど、火鍋やタイスキなどとの融合、同一化が進行している。
※この「料理法・食べ方」の解説は、「しゃぶしゃぶ」の解説の一部です。
「料理法・食べ方」を含む「しゃぶしゃぶ」の記事については、「しゃぶしゃぶ」の概要を参照ください。
- 料理法・食べ方のページへのリンク