文化的
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 05:58 UTC 版)
風俗的・民俗的 祓う(災厄、身の汚れを祓う)、示す・正す(威儀)、顔を隠す(威儀)、表す(家紋など、象徴)、かざす(儀式の際)、占う(軍配、差配)、もてなす(客間、作法・礼儀)、贈答、祭(盆踊りなどで持って踊る)、縁起もの(縁日に売られる)、宣伝する(広告)、装う(おしゃれの小道具)、流行にのる(おしゃれ、描かれる模様)、狩る・追う(蛍狩り・追い、遊び)、選別(籾殻を、農耕)、火消し(火の粉を払う、村の共有品、大型のうちわ) 霊力 団扇はあおぐことで田畑の害虫を駆除する、悪病を払う、門口に貼ると夏の病を防ぐと信じられている(烏団扇/東京都府中市 大國魂神社)。 地紙に真言が刷り込まれ、寺僧が自ら製作し、団扇撒き会式で参拝者に授与され争奪によって獲得する。災厄を除く呪物のひとつとされてきた(宝扇/奈良県奈良市 唐招堤寺)。 贈答 古代、朝廷が渤海使に「檳榔扇」を贈ったように、暑中の贈答品として主要な地位を占めてきた。現代における企業や商店が配る団扇もその流れである。 生まれて初めて富士山を祀る神社に参拝する行事で、山開きの日(多くは6月1日)の例祭に、初山団扇と呼ばれる団扇を購入して親類縁者に配り、子供の成長の御礼と報告を兼ねる場合が多い。団扇は本来、神社授与品とは別に売ることが多く、贈答品としての意味合いが強い。 踊り 踊りにおいて使われる例は大変多い。全員がもつ場合は同じ図柄をもつことで集団を表し、踊りの際は拍子などとり、休息時には涼を求めるもの。特定の者がもつ場合は、警護など役がつき踊り全体の差配など行う。大型のものでは、その扇部に組や講中、役名などを大書きして掲げ持ち、所在を表示することが多く、翳的な用法となる。 応援 うちわに応援メッセージなどを入れたもの。主にアイドルのコンサート等で使用される。 自らの応援するアイドルの名前や、応援メッセージが入ったものが主流。応援うちわを取り扱った専門店も展開されている。 スポーツの応援にも利用される。 模様・柄 日本の風物詩を伝えるおしゃれの小道具、 商売などを目的に「宣伝」をする広告の道具、「紋章、家紋」などをあらわす儀式の道具である。
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