文化的および経済的関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 05:55 UTC 版)
「台湾香港関係」の記事における「文化的および経済的関係」の解説
文化的には、台湾地区の主要言語は国語、香港の主要地域言語は広東語だが、両地域とも中国大陸の主要言語である中国語にて使用されている簡体字とは対照的に、今もなお旧来の繁体字を使用している。 国共内戦の結果、台湾地区と中国大陸間の直行便は認められていなかったため、2003年に両岸定期チャーター便(英語版、中国語版)が創設されるまでは、多くの乗客が香港経由で乗り換えていた。両地域の双方間の旅行は人気があり、2018年には、日本(480万人)、中国大陸(410万人)に次ぐ3番目の目的地である香港に旅行した台湾地区の人民は約170万人に上った。この170万人は香港では、中国大陸からの観光客に次いで2番目に多い域外からの観光客である。香港と台北(台湾桃園国際空港)、台中市、台南市、高雄市の各空港を結ぶ直行便が運航されている。 中華民国(台湾)と香港は第二次世界大戦後、教育と社会基盤に多額の投資を行い、両地域の経済は大幅に改善され、アジア四小龍の一員となった。
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