文化的な使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 19:32 UTC 版)
中国からの輸入品の中にも「支那」を記した物がある。かつては支那刀や支那綿、支那大根など多くの呼称に用いられたが、現在でも通用する呼称は支那竹(メンマ)や支那そば(ラーメン)など極めて限られている。なおラーメンは、拉麺をベースに日本で発展した料理である(⇒日本におけるラーメンの歴史参照)。 堀田貢得の『実例・差別表現 あらゆる情報発信者のためのケーススタディ』によれば、出版界では「支那」は戦中に多くの日本人が侮辱の感情を込めて使ったため、現在は使わないと主張されている。よって「支那服」は「中国服」、「支那そば」は「中華そば」「ラーメン」、「支那料理」は「中華料理」「中国料理」、「支那事変」「日支事変」「日華事変」は「日中戦争」と表記するとされている。また「東シナ海」「南シナ海」については「東中国海」「南中国海」との表記が一般的になるのを待って採用すると主張されている。
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