教父文書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 17:37 UTC 版)
ローマのクレメンス「クレメンスの第一の手紙(en)」13主は語られました。「あわれみ深くありなさい。そうすれば、あなたがあわれみを受ける。ゆるしなさい。そうすれば、あなたがゆるされる。あなたがしたように、あなたもされるのだ。あなたが与えるように、あなたにも与えられる。あなたが裁くとおりに、あなたも裁かれる。あなたが親切を示すとき、あなたもそのとおりに親切にされる。あなたが計るはかりで、あなたも計られるのです」 スミルナのポリュカルポス「ポリュカルポスのフィリピの信徒への手紙(en)」2ただし、主がその教えの中で語られたことを心に留めておきなさい「裁いてはなりません、あなたが裁かれないために。 許しなさい、そうすればあなたが許されます。慈悲深くありなさい。そうすればあなたが慈悲を受けられます。あなたが計るはかりで、あなたも計られるのです」。そこでもう一度「貧しき者達、正しきことで迫害されている者達に幸あれ、彼らのために神の国はあるのです」 ヒエラポリスのパピアス「主のみことばの注解(The Expositions of the Saying of the Lord)」4主の弟子ヨハネを見た長老たちは自分達が主から聞いたことを思い出し、その時代に関して主がどのように説教したのかを伝えた。「葡萄の木々が育つ日が来ることでしょう。それぞれの木々には1万の枝があり、各枝に1万の小枝があり、それぞれの小枝に1万の新芽があり、すべての新芽に1万の房があり、すべての 房は1万の葡萄が実り、すべての葡萄が圧搾されると25メトレテスのワインになるでしょう。 そこで、とある1人の聖人が一房を手にもつ時、それ以外のものが叫ぶことでしょう、私はもっと素晴らしい房です、私を連れて行ってください。 私を通して主を祝福してください」と。同じように(彼の者は語られた) 「小麦の粒が1万の穂を実らせ、すべての穂には1万個の粒があり、すべての粒が10ポンドの清らかで純粋で上質な小麦粉を生み出します。 そして、林檎と種と草とが同じ割合で生みだされるのです。 そして全ての動物が、大地から生まれた物だけを糧に育ち、争いのない調和のとれたものになり、完全に人間に従うものとなるでしょう」 ユスティノスの『ユダヤ人トリュフォンとの対話』 47それゆえ我が主イエス・キリストも言われました。「どのようにあなたを理解しようとも、それらのなかであなたを裁くことになるのです」 アレクサンドリアのクレメンスの『ストロマテイス』 I, 24, 158「まず大いなるものを求めよ。そうすれば小さなものは、それに加えてあなたがたに与えられるであろう。」 アレクサンドリアのクレメンスの『ストロマテイス』 I, 28, 177「実に聖書もまた、われわれがこのような弁証法的な存在となることを望み、こう勧告している。「思慮ある両替商たれ」。」 アレクサンドリアのクレメンスの『ストロマテイス』 V, 10, 63「主がこう告げ知らせるのは妬みの故ではない」「わたしの神秘はわたしのため、またわたしの家の息子たちのためである」 オリゲネス『エレミヤ書説教』XX, 3それでも救い主は自らのことを言われました。「私の近くにいる者は試練が近くなる。私から遠く離れる者は(神の)国から遠く離れる」
※この「教父文書」の解説は、「アグラファ」の解説の一部です。
「教父文書」を含む「アグラファ」の記事については、「アグラファ」の概要を参照ください。
- 教父文書のページへのリンク