教団組織
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統理者は「真柱」と呼ばれる。真柱は「教祖の血統者の系譜に基づき、本部員会議において推戴する」とされており、代々、教祖中山みきの子孫が就任している。初代には中山みきの孫にあたる中山眞之亮、2代目には中山正善、3代目には中山善衞が就任した。現真柱は中山善司であり、4代目となる。2013年10月24日、天理教教会本部員会議は、第4代真柱の養子である中山大亮を真柱継承者に選ぶことを全会一致で決定した。大亮は現在、天理教青年会長を務めている。 宗教法人天理教の主たる事務所組織を「教庁」という。布教部、海外部、教義及史料集成部、教化育成部、輸送部などは教庁の組織である。宗教法人天理教の代表役員は表統領といい、主に教団の事務関係を司り、真柱以外の者が就任している。また、宗教法人天理教の意思決定機関は「集会」と呼び、集会員が選出されている。 宗教法人教会本部の組織には、境内掛、修養科、別席場等が含まれる。宗教法人教会本部の代表役員は内統領と称し、真柱以外の者が就任している。また、意思決定機関を本部員会議と呼ぶ。 教会本部がある敷地内にはかつて三島神社があった。 天理市内には「おやさとやかた」とよばれる独自の建設物が林立している。 天理教の教会は、教会本部及び一般教会からなる。一般教会は、主に中山みきの生前に信者により結成された講社をその端緒とするものであり、布教の系統にしたがって設置され、その規模に応じ大教会及び分教会と呼称される。大教会はすべて本部直属教会であり、分教会は本部直属か他の一般教会傘下のいずれかである。分教会は部内教会50か所以上になると大教会への陞級も可能である。そのほか、教会を経由して教会本部に届け出ることにより布教所を設けることができる。教会及び布教所においては、つとめ及び祭典が行われる。教会数は2015年末の教内統計で16677とされている。2015年度の教内統計によれば、韓国、台湾、ブラジルをはじめとして海外には323ヶ所の教会や伝道庁が存在する。ただし、近年の著しい教勢衰退により、運営実態を欠いたまま正式に廃止もされず名目上存続するだけの一般教会もあり、これらは「事情教会」と呼ばれる。教会本部直轄の教会は大教会と本部直轄の分教会がある。大教会は、教祖中山みきに直接助けて貰った信者が中心(講元)となった当時の講(教会)が教会設立と共に段階を経て大教会となったものと、大教会の下から新たに生まれた分教会が分離陞級して大教会となったものに分けられる。天理教には160近くの大教会、70ほどの本部直属分教会があるがその中でも河原町大教会(講名:斯道会)から別れた大教会は36箇所と教内一の勢力を誇っており、この河原町系の大教会長は河原町大教会初代会長深谷源次郎氏が「たいぼく様」と呼ばれていたことからたいぼく会を形成している。
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教団組織
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非宗教法人である包括団体として阿含宗本庁があり、その下部組織として、宗教法人阿含宗本山、宗教法人阿含宗関東別院及び宗教法人阿含宗東海別院が存在するという構造を持つ。 阿含宗本庁(非宗教法人であり、以下の宗教法人を包括する) 宗教法人阿含宗本山 宗教法人阿含宗関東別院 宗教法人阿含宗東海別院
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