教団問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/11 10:10 UTC 版)
1980年 東京聖書学校は、東京キリスト教短期大学より、東久留米市の土地を購入し、淀橋教会から東久留米に移転。この頃、いわゆる「教団問題」に絡んで、福音主義教会連合は独自の教師試験を行い、按手礼を行った。東京聖書学校卒業生からも教師試験、按手礼を受領する者が多数あった。ホーリネスの群に属する教会と牧師から教団を離脱する動きが起こり、そのことで激しい議論が数年間続いた。日本基督教団を離脱しようと志向するグループは、ホーリネスの群福音同志会を結成、独自に教師試験を行った。 1987年ホーリネスの群教会連合が離脱し独立する。1988年さらにホーリネス福音同志会が離脱し独立する。1988年(昭和63年)にはそれらの団体の教職養成のためウェスレアン・ホーリネス神学院を設立した。 1992年(平成4年) 「ホーリネスの群教会連合」と「ホーリネス福音同志会」が合同して、淀橋教会の峯野龍弘らにより「ウェスレアン・ホーリネス教会連合」(現、ウェスレアン・ホーリネス教団)が結成された。 1994年 東京聖書学校の卒業生が日本基督教団の教師となる者、福音同志会の教師となる者とに分かれ、学校教育の困難が伴ったため、東久留米の校舎を売却することを決定した。埼玉県吉川市に移転。東京聖書学校は原登(小松川教会)が校長となった。現在は、久多良木和夫長。
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