教団形成期の働き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/06 13:52 UTC 版)
谷中廣美は森五郎長女婿の二代目理事長(主管者)である。谷中は20年以上に亘り教団を主導し、全国に教会を展開していった。谷中は中田重治の晩年は秘書として本部で中田と中田家・教団に仕え、ホーリネス分裂事件時も、労苦して仕え中田師直系の薫陶受けた愛弟子であった。中田監督譲りのイスラエルの回復への思いを弟子達に薫陶された。 聖協団発展も実際的には谷中の指導者としての永年の忍耐深い働きに負うところが大きい。 福音派の教団として当初は森五郎が成立に尽力したきよめ派の「日本福音連盟」に、さらには「日本福音同盟」に加盟。伝道と祈りに励み教団として形成されてきた。 千葉市中央区椿森2-20-5の教団本部内に牧師養成の基督聖協団聖書学院を設立現在に至る。 谷中は妻の、栄(さかえ)師とともに20年以上、千葉本部の牧師館に居住し、献身者を直接指導し、現在、教団内外で奉仕している多くの牧師達を育成した。 谷中は伝道と祈祷は車の両輪としてバランス以て奉仕することを指導訓練した。その後、教団の指導者は替わってもこの方針は受け継がれている。 谷中廣美師・栄師及び小林孝之師・書(フミ)師は全国各地の教会や伝道所の牧師を兼任するだけでなく、開拓伝道(米沢など)や会堂を喪った教会(焼津など)の維持などにも積極的に働いた。
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