提携と試行錯誤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 05:26 UTC 版)
「InterFM897」の記事における「提携と試行錯誤」の解説
2005年(平成17年)頃からそれまでの編成・コンセプトに変化が生じ、番組が頻繁に入れ替わる。ラジオは4月と10月に大改編、1月と7月に小改編が多く行われるがInterFMは毎月改編され、「周知出来ないで唐突に『今回が最終回です』と発表する場合」もあれば「ラテ欄に新番組・最終回の表記がない」場合もある。2006年(平成18年)4月末に終了した『BARAKAN BEAT』は開局から続く長寿番組であったが、突然最終回となり2012年に再開した。英語ニュースを除いて日本語の番組が中心になり、J-POPの選曲も増えた。 2004年(平成16年)から2007年(平成19年)にかけてタイム広告が減少してタイアップの一社提供番組が増え、番組の共同制作や委託を始めるなどの試行錯誤が始まる。ブルームバーグ・日刊工業新聞・吉本興業・MOOCSなど業種は様々で、音楽雑誌やレコード会社とタイアップやミニ番組の制作などを手がけるが1年以上の継続は難しい。2008年(平成20年)度はTBSグループのクラシック専門インターネットラジオ・OTTAVAの録音放送(遅れネット)も実施した。 夜間帯を中心にアーティストDJ番組も増加し、従来と異なり海外の音楽や文化への造詣の有無を問わずに邦楽の選曲が増えた。 2007年(平成19年)10月に平日夜間の大規模改編があり、フリーマガジン「music UP's」とタイアップ、アップフロントワークス・テレビ東京アナウンサー・エス・オー・プロモーション所属のDJが出演する番組がそれぞれ始まる。 地上デジタルラジオの実用化試験放送は、参加しなかったが参入意欲はあった。 海外ラジオ番組の放送にも取り組み、2005年(平成17年)からウルフマン・ジャックの番組を再編集で2006年(平成18年)3月まで放送し、第2期を2009年(平成21年)10月から放送する。2008年(平成20年)から1年3か月間、アメリカの『American Top 40』を放送する。2009年(平成21年)4月に配給会社ウエストウッドワンから海外のラジオ番組を購入して4番組を開始したが、『Out of Order』と『Absolute Live』が終了して10月は土曜昼の『The Beatle Years』のみとなる。 2009年(平成21年)に堀内尚子とピーター・バラカンが復帰し、ガイ・ペリマンは再び日中番組を担当する。当時のテレビ東京とInterFMの関係から、テレビ東京でInterFMの局CM、InterFMでテレビ東京の日経スペシャルなど番組CMが流れた。テレビ東京以外の一部の全国ネットの番組でも、提供クレジットを出さないPTで流されることもあった。 2012年(平成24年)9月に、看板DJのピーター・バラカンが執行役員に選任され、2014年(平成26年)6月まで在任した。
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