拉致事件で問題発言とは? わかりやすく解説

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拉致事件で問題発言

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 14:00 UTC 版)

青木宏之 (政治家)」の記事における「拉致事件で問題発言」の解説

青木1999年11月の「村山訪朝団」に加わり北朝鮮訪問したが、帰国後の12月3日夜、CS放送日本テレビ『ノンストップ・ニュース』(NNN24内の番組「ディリー・プラネット〜金曜発言中〜」に民主党衆議院議員伊藤英成村山訪朝団に参加)、静岡県立大学教授伊豆見元とともに出演し日朝交渉内容北朝鮮による日本人拉致問題今後の見通しなどについて語ったこの中で青木は「(食糧支援は)するのが当たり前なんです」「その時助けるのが人道問題食糧問題」「拉致ではないですよ行不明」「(拉致は)日本勝手に言っていることであってね。じゃあ、証拠知ってるの?」「じゃあ、拉致したという証拠知ってんの」「(拉致の)疑いですよ」などの発言行った。これらの発言司会者とのやり取りの中で青木激高し暴言繰り返したもので、全体としてはやや支離滅裂な内容であったが、いずれも北朝鮮側に立ち、拉致疑惑全面否定する北朝鮮側の主張代弁するかの如きものであった青木は旧拉致議連の主要メンバーであり、拉致被害者家族とも直接接していたことから、青木態度一変させこのような発言行ったことは「家族会」「救う会」に大きな衝撃与え、ただちに厳しい批判晒された。 後日青木は「TV番組に於ける発言について」と題され一文発表し、「拉致問題は、「容疑濃厚」として政府発表しているが完全に「事実」とされている訳ではないということ指摘しただけである。もし「事実」として国際的に認知されているとするならば、日本主権にかかわる問題であり、日本政府としては、国連機関米国などに対し徹底的に北朝鮮糾弾すべく強く働きかけるべきである」「食糧支援の問題は、人道問題として国際的通念たることを言った」「愛国心に於いては人後落ちぬ自負している」「拉致疑惑解決も誰よりも願っている者です」「私の「発言」について、全くデタラメデマ流され大変に迷惑している。一部取り様によってはと思われる箇所があることは認めるが、真意確認して欲しいものである真の愛国者自負するに対して売国奴呼ばわりすることは許せない真実真意確認されたい」などと釈明したが、「家族会」「救う会」他の拉致議連参加議員信用失い、さらに青木が「救う会」などからの抗議対し頑なな態度取り続けたことから、その後の活動への参加拒否された。青木最終的に謝罪したものの、以後この問題関わることができなくなった。 なお、青木と共に訪朝した中山正暉同様に拉致否定する発言行い世間から激しく非難された。

※この「拉致事件で問題発言」の解説は、「青木宏之 (政治家)」の解説の一部です。
「拉致事件で問題発言」を含む「青木宏之 (政治家)」の記事については、「青木宏之 (政治家)」の概要を参照ください。

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