技術レベル・階層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 02:24 UTC 版)
「HALO (ビデオゲームシリーズ)」の記事における「技術レベル・階層」の解説
技術的達成度におけるテクノロジーレベルの一覧。類似の指標としてはカルダシェフ・スケールが存在するが、こちらはレベルの高低が逆転しており、数値が小さくなるほど高度な文明になる。 第0階層:超知的文明 理論上の最高レベル。各銀河間の移動が可能であり、他の知的生命体の進化を加速させられる。 ただし、「プリカーサー」を除き、フォアランナーより高度な技術レベルの文明はこれまで確認されておらず、その「プリカーサー」自体も遥か太古にフォアランナーにより完全に滅ぼされたとされることから、現時点では伝説的な存在といえる階層である。 第1階層:高度構築 この階層に該当すると確認されているのは、今のところフォアランナーのみである。フォアランナーはフラッドに滅ぼされてしまったが、コヴナントが彼らの遺した遺跡から技術の痕跡を入手し解析を試みていることから、再現の望みが絶たれたわけではない。 重力コントロール、完全知覚AIの構築、超高密度の物体の建造、厳密なスリップスペース航法といったフォアランナー独自の技術は傑出しており、作中のいかなる文明も未到達のレベルである。太古、フォアランナーと同時期に存在した種族にはこれに匹敵するほどの技術力を独自に確立することに成功したものがいたとされるが詳細は不明。 むしろ、フォアランナーの技術レベルを表すための階層というべきである。 第2階層:星間航行 コヴナントのエリート及びプロフェットが独自到達(厳密にはフォアランナーの遺跡の技術を解析して得たが、リバースエンジニアリングにはまだ成功していない)した階層である。 正確な(フォアランナー程ではない)スリップスペース航法や、タイムラグのほとんどない星間通信、携帯型エネルギー等のテクノロジーを有する。 第3階層:宇宙航行 効率的なスリップスペース航法、大量輸送、非同期式リニア誘導兵器、ホロクリスタル媒体、半知覚型AIの構築等の高度テクノロジーを有する階層で、人類が独自到達(サンヘイリ等とは違いなんの影響も受けずに)した階層である。 第4階層:宇宙時代 母星から飛び立つだけの知性に恵まれながら結果的に悲惨な戦争を引き起こすだけといった種族(ブルートのような)にとっては文明の最終段階となる場合が多い階層。 快適思考が強く医療面での発展も著しい。 レベルとしては21世紀初頭の人類のレベルに近いといえる。 第5階層:原子力時代 クリーンエネルギー開発への志向が高まると同時に、母星から旅立ち宇宙航行を始める階層。 好戦的な種族は原子力の軍事利用に走り、自ら種の絶滅を招くこともある。 飛行タイプの乗り物開発を得意とする。 人類の20世紀後半のレベルに近い。 第6階層:工業化時代 多くの種族にとって文明の絶頂期となるレベル。 安定した農耕社会に比べて、個体数の増加と食糧生産の商業化によって、均衡を保つのが難しい政治的・経済的重圧が生じ、テクノロジーが進化する(いわゆる産業革命)。 第7階層:産業化以前 兵器製造技術や環境への脅威はごく限定的で、素朴ながら最も一般的で安定した状態である。 小規模の集落単位で社会が点在し、農業・狩猟・採集などによって自給自足の生活をおくる。 技術的には単純な道具や武器、農具および農法が確立される他、まれに天文学の基礎的知識を持っていることもある。 人類では産業革命以前のレベルに近い。
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