所要時間の推移
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 18:27 UTC 版)
新大阪駅 - 博多駅間最速列車の所要時間の推移を示す。 1975年(昭和50年)3月10日 - 3時間44分「ひかり」0系山陽新幹線が全線開業した。最高速度は210 km/h。最速列車(Wひかり)の停車駅は岡山・広島・小倉であった。 1980年(昭和55年)10月1日 - 3時間28分「ひかり」0系地盤が固まっていなかったため行われていた三原駅 - 博多駅の減速運転が解除されてスピードアップした。 1985年(昭和60年)3月14日 - 3時間16分「ひかり」0系余裕時間を見直し、スピードアップした。 1986年(昭和61年)11月1日 - 2時間59分「ひかり」0系・100系最高速度を210 km/hから220 km/hに引き上げた。 1989年(平成元年)3月11日 - 2時間49分「ひかり」100系V編成(100N系)100系「グランドひかり」が運転開始され、最高速度は230 km/hとなった。 1993年(平成5年)3月18日 - 2時間32分「のぞみ」300系300系「のぞみ」が山陽新幹線でも運転開始した。最高速度は270 km/h。 1997年(平成9年)3月22日 - 2時間17分「のぞみ」500系500系「のぞみ」が運転開始した。最高速度は当時世界最速の300 km/h。なお、1999年(平成11年)3月13日に運転を開始した700系「のぞみ」は2時間25分(現在は2時間28分、最高速度285 km/h)、2000年(平成12年)3月11日から運転を開始した700系7000番台「ひかりレールスター」は2時間45分(九州新幹線開通前の準速達タイプは標準2時間40分、最高速度285 km/h)であった。 2003年(平成15年)10月1日 - 2時間21分「のぞみ」500系500系「のぞみ」を含めた全列車が新神戸駅に停車することになり4分延びた。 2006年(平成18年)3月18日 - 2時間23分「のぞみ」500系(2007年7月1日からはN700系も)JR福知山線脱線事故の影響を受け山陽新幹線でも「ゆとりダイヤ」を実施、2分延びた。2007年(平成19年)7月1日からはN700系が運転を開始し、500系と同じ最高速度300 km/h、2時間23分で走っている。 2011年(平成23年)3月12日 - 2時間22分「のぞみ」N700系博多駅 → 新大阪駅間を2時間23分、博多駅 → 東京駅間を4時間51分で運行していた「のぞみ」66号(博多18:54発→新大阪21:17着・20発→東京23:45着)の博多駅発車時刻が18:55に変更されるため、博多駅 → 新大阪駅間を2時間22分で運行する列車が登場。「ゆとりダイヤ」実施後初めての所要時間短縮となる。なお、同日運行開始の「みずほ」の新大阪駅 - 博多駅間の最短所要時間は従来の「のぞみ」と同様に2時間23分である。 2017年(平成29年)3月4日 - 2時間21分「のぞみ」N700系2011年の時と同じ博多駅 → 東京駅間の最終の「のぞみ」64号の博多駅発車時刻が1分繰り下がり、博多駅 → 新大阪駅間で2時間21分で運行することになり、「ゆとりダイヤ」実施前の所要時間になる。(博多18:59発→新大阪21:20着・21:23発→東京23:45着) なお、「みずほ」の最速ダイヤは上りは2時間22分。下りは2時間23分。「のぞみ」の下りの最速列車の所要時間は2時間28分。
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