後年:2008年以降
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「バスター (バンド)」の記事における「後年:2008年以降」の解説
バンドの足跡が、インターネット上に現れるようになり、彼らに対する関心が再び生まれ、かつての音源の再発を求める声が上がった。きっかけは、日本人ファンがMySpaceにかつてのバスターの音源を見つけたことだったという。彼らはかつての音源への権利を買い戻し、バスターの音源が2008年にはCD版として再び日本市場に供給されることになった。彼らはまた、初期の音源などをウェブ上で公開するようになり、2014年、4人が集まり断続的にレコーディングされた新作10曲を含むアルバムをCD版として発売した。なお、2021年11月、初期のアルバムCD版は、主要な音楽配信サイトで提供が開始され、2014年発売の新規録音分を含むほぼすべての楽曲はデジタルダウンロード等で聞くことができる。 フェナー、レイ、ロバーツの3人は、2008年にリヴァプール博物館(Liverpool Museum:後のリヴァプール世界博物館(英語版))で開催された展覧会「The Beat Goes On, an exhibition of Liverpool popular music and culture」の開幕式典に招かれた。この展覧会では、「グローバル・インパクト (Global Impact)」のコーナーでバスターが取り上げられ、バンドの日本における成功が紹介された。2014年には、東京の英国大使館がビートルズ以来、日本で成功した上位30の英国バンドのリストを公開、バスターもその一つだった。 ピート・レイは、2013年12月26日に、ウィーラルの自宅で死去した/Tribute to Pete Leay-YouTube。 ドラマーのレス・ブライアンズことレス・スミス (Les Smith) は、2016年に死去した/Tribute to Les 'Brians' Smith-YouTube。 ロブ・フェナーは、音楽活動(バンドおよびソロ活動、舞台や映像音楽、Fennah Rob-YouTubeギター講座など多岐にわたる)のほか、ライターや舞台製作(「Twopence Across The Mersey」、「By The Waters Of Liverpool」、日本でも話題になった「Lennon's Banjo」、「Julia's Banjo」など)と、幅広い分野で活躍を続けている。2021年11月にはソロアルバムを発売した。
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