役職、役割
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 10:15 UTC 版)
(伊曾乃神社祭礼での例) 鬼頭 - 祭礼全体における氏子の奉納全般の方針決定と現場指揮を行う。独特の房付き黒装束と鬼の面を付ける。帽子の金線で役職を表し、4本が大総取締、3本は総取締、2本で総取締格並びに副取締、1本は副取締格並びに班員、線なしが鬼頭から選任された2年間かぎりの奉仕者となる。また襷(たすき)の色は係を表し、神輿係が赤地に白線2本、屋台係が赤地に緑線2本となる。 本肩 - 御神輿を担ぐ「年番」として各町持ち回りで自町内に5年に一度巡ってくる役職。「神さん舁き」とも呼ばれ、氏子にとって最も名誉ある役職とされている。 総々代 - 自治会を代表して祭礼奉納にかかわるすべての活動を統括する代表総責任者。江戸期には武士でなくとも届出により裃、小脇差が許された。 総代 - 総々代に準じ、祭礼期間中の屋台運行の直接責任者として奉納運行に携わる。総代も江戸期には裃、小脇差が許された。 団長 - 青年団長。祭礼期間中の舁き夫、若衆の指揮と屋台運行の管理者。 警護 - 移動中の屋台の運行指揮や周辺見物客の安全確保を担当する。 太鼓、鉦 - おもに小若衆が担当。登り太鼓、降り太鼓、チャンギリなど何種類もある囃子を演奏する鳴り物方。屋台運行中はこの囃子によって舁き夫の息を合わせる事が要求される重要な役目。 会計、花係 - 青年団の若衆が担当。奉納中のお花の受け取り、管理を行う。また屋台に付けない裏方的業務として軽トラを使用し集められたお花の自町への運搬を行う。 電線係 - 電線や電話線が屋台の上部に接触しそうな際に、伸縮性のアルミポールで電線を持ち上げ屋台の通過を助ける。 交通係 - 奉納、巡行のほとんどが公道であるため車やバイク等の交通整理をコイコイ棒(誘導棒)を利用して円滑な交通への手助けを行う。 舁き夫 - 青年団の若衆のおもな役目。彼らがいないと屋台が動かない。 婦人会 - 祭礼期間中の青年団の食事や水分補給、休息の手配を担当する。彼女らがいなければ舁き夫が動かない。 小若衆 - 幼子から小学生の氏子。鳴り物の囃子や祭り唄はこの時期に憶える。屋台の運行に直接のかかわりをもつことはないが、この時期に祭りに参加することが のちの氏子に祭り人としての気概を芽生えさせる直接の原動力となっている。
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「役職 役割」の例文・使い方・用例・文例
- 選挙によって選ぶ役職
- 大統領は役職についてまだ数ケ月しかたっていない
- 役職定年制に基づき、佐々木さんは昨年退職した。
- 証券会社の役職員は、そうであると知りながら地場受けを行ってはならない。
- 上司が辞職し、同時に私がその役職に就いた。
- あなたは失敗によって役職を追われた。
- 役職が高い。
- あなたが会う教授のフルネームと役職について教えてください。
- あなたの仕事における役職を教えてください。
- 私の役職は課長代理です。
- 自分の役職がとても重要な役職である事は理解してます。
- 私は役職が課長代理から、主任に変更になった。
- 役職研修に行った。
- そこにはどのような組織や役職がありますか。
- その役職は私に相応しくありません。
- 私はその役職に値する人物ではありません。
- あなたはどのような役職についているのですか。
- 課長以上の役職者については、週に一回の英語のレッスンを受ける必要があります。
- 他の役職なんて残ってないし。あとは平部員だけだよ。
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