幸田町立文庫とは? わかりやすく解説

幸田町立文庫(1977-1996)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 22:55 UTC 版)

幸田町立図書館」の記事における「幸田町立文庫(1977-1996)」の解説

額田郡幸田町民からはかねてより図書館建設要望があった。1977年昭和52年4月幸田郵便局新築移転したのを機に幸田町郵政省から3387万円敷地局舎払い下げ受けた。旧幸田郵便局建物内部を少し改修し同年11月3日には幸田町大字菱池字錦田3・4に幸田町立文庫が開設された。赤い屋根平屋建であり、延床面積は約200m2。JR東海道線幸田駅から北に徒歩5分、幸田駅前通り東海道線線路の間にあった館内には20席がある閲覧室12畳の和室設けられたが、狭いため館内閲覧よりも館外貸出主体とする図書室だった。幸田町立文庫の1979年度蔵書数は約19,800冊、貸出冊数16,303冊、入館者数20,444人だった。1984年度蔵書数は約23,700冊、貸出冊数23,820冊、入館者数12,348人だった。1986年昭和61年)に策定され第3次幸田町総合計画では、「規模的にこれ以上充実が困難となっており、図書館整備とともに地区集会施設などへの蔵書充実学校施設一般開放についても検討する必要がある」としている。 1995年平成7年4月時点蔵書数39,153冊であり、1994年度には1,363冊を購入している。1994年度入館者数は9,472人、貸出冊数12,423冊だった。1995年時点開館時間は平日が「9時30分-1815分」、土日が「9時30分-16時30分」であり、休館日は月曜・木曜祝日だった。1995年時点蔵書数は約39,000冊であり、子どもを連れた母親利用多かったため、絵本小説多くそろえていた。1995年8月16日には図書貸出終了図書館への移転準備のために、8月30日をもって幸田町立文庫は閉館廃止された。幸田町立文庫には18年間で計約20万人入館した。 幸田町筆柿産地として知られる豊かな町だが、デンソー幸田製作所ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ幸田サイトなどが進出して人口増加都市化進行した幸田町1987年昭和62年4月1日町民会館仮称建設検討委員会発足させ、後に図書館建設計画加えられた。1992年平成4年)に図書館基本構想設計競技契約行い1993年平成5年7月実施設計契約行った1994年平成6年7月4日図書館建設着工し1995年平成7年9月30日完工した。図書館総工費は約9億円。この間1995年6月には、幸田町議会図書館条例制定している。 なお、2019年令和元年時点では幸田町国際交流協会が幸田町立文庫の建物使用している。

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