市立陽架高校
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「BW ビューティフルワールド」の記事における「市立陽架高校」の解説
長井 市立陽架高校2年生。匠のクラスメイトで親友。好奇心旺盛な性格で、匠に茜との関係を追及し、匠の部屋にある茜の使用済みの寝袋の匂いを嗅ぐなど思春期の少年らしい面が描かれている。麻雀部の部長や「星」の都市伝説について詳しいなど情報通である。麻雀部部長・沢村に勝負を挑まれた匠に便乗して星取り麻雀勝負に挑む。雀力は匠より上。 実は沢村・上川と匠の星を奪うことを協力する代わりに自分も星持ちになるという裏取引をしており、匠を利用していただけであったが、上川に裏切られダブロンされて敗北し、星取り戦の掟として立会人に処刑されて死亡。彼の死は、表向きには交通事故死ということにされた(理由は後述)。利用していたとはいえ、死後も匠からは親友として認識されていた。 山本 麻雀部部員。金の短髪が特徴。麻雀部に星取り勝負に来た匠と茜と星争奪戦を繰り広げる。吉田と通しのイカサマで合図を取り合い有利にゲームを進めるも敗北。その件を棚に上げて茜に喚いた挙句、「イカサマ師」呼ばわりしたことで彼女の怒りを買い、右耳を銃撃された上、後にその件を知られた沢村らに制裁された。 吉田 麻雀部部員。角刈りが特徴。麻雀部に星取り勝負に来た茜、匠を山本と共に迎え撃つも敗北。山本に指の音で待ちを教える通しのイカサマをしていた。 沢村 市立陽架高校3年生。麻雀部部長。黒の長髪一本結びと鋭い三白眼の目付きが特徴。性格は山本以上に凶暴で冷酷。長井によれば、彼が麻雀部部長になってからの暴虐振りからほとんどの部員が逃げ出したといわれている。山本を打ち負かした匠に星取り麻雀勝負を要求する。雀力は高く、それに加えて星の持ち数は21個のU級と星取り戦に慣れている猛者。自身や上川が「あの方」と呼ぶ、後ろ盾の人物も存在するようである。 上川 市立陽架高校3年生。麻雀部副部長。サングラスと短髪が特徴。沢村と共に匠らを迎え撃つ。星の持ち数は14個→15個のU級と、沢村同様に雀力は高く、星取り戦に慣れている猛者でもある。常に冷静だが、本性は残忍であり、「娯楽」と称して星取り戦の麻雀による素人殺し(茜いわく「低級者狩り」)を目的とし、なおかつそれを無上の悦びとしており、星取り戦を始めた頃から15人の同校の生徒を殺している(3年間で18人もの同校の生徒が星取り戦により死亡した)。 神楽貴美(かぐら たかみ) 陽架高校2年生。匠のクラスメイト。ウェーブ掛かった長髪と菱形の星の瞳が特徴。牧野からは「お嬢様」と呼ばれている。「自分の世界」と称する星取り戦に関わる茜に興味を持つ。実は高校生日本一の星取り戦のトップであり、星の持ち数は76個のA級。プレイヤーネームは「TAKAMI」。 牧野マキ 陽架高校2年生。匠のクラスメイト。ボブカットが特徴。貴美に付き従う使用人でもある少女。無表情で身長は低く、貴美に「チンチクリン」と評されるほど。貴美に忠実で、彼女の命令あらば自害も厭わない性格。茜を転校初日から目をつけており、貴美の指示で茜について調べていた。星の持ち数は18個のU級で、貴美いわく「特攻(ぶっこみ)のマキ」の異名を持ち、攻撃に特化した雀力の持ち主である。
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