市立都島工業高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 05:38 UTC 版)
「大阪府立都島工業高等学校」の記事における「市立都島工業高等学校」の解説
学制改革により、1948年4月には大阪市立都島工業高等学校となった。 大阪市立の高等学校では1980年代以降、「意欲的で目的意識の明確な生徒の入学により学校が活性化することをねらい」として、府立高等学校とは異なった形での学校特色化の動きが進んだ。都島工業高等学校でもそれを受け、都市工学科(1990年)や理数工学科(1992年)の設置といった学科改編をおこなっている。 2010年には大阪工業大学との高大連携協定を締結した。2013年にはスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けた。 大阪市高等学校教育審議会は2020年8月4日、「Society 5.0で実現する社会に求められる大阪の産業人材育成を担う新たな工業系高等学校の在り方について(第13次答申)」を出した。第13次答申は、大阪市立の工業系高等学校の改革の方向性についての提言となっている。都島工業高等学校については全6学科ともに工業系高等学校としては大学進学者数が多いことを踏まえ、高校3年間だけでなく大学4年間の接続も視野に入れた7年間を見越した教育内容の検討を提言した。また高等学校3年間段階での学習についても、従来の入学当初から各学科・専門に分かれた学習から、工業教育の初期段階で工業に関する幅広い知識・技術を学習した上で、専門的な知識・技術の習得とあわせて3年間で総合的な学びができるようなカリキュラムの検討を提言した。
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