巽コンツェルンの人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 04:59 UTC 版)
「SHOGUN (漫画)」の記事における「巽コンツェルンの人々」の解説
日本屈指の巨大企業グループ。各業界に系列会社を持ち、系列子会社の数は2,000社を超え、総資産60兆円を越す。政財界に大きな発言権を持つ。 巽貴明 巽コンツェルン総裁。首相も頭を下げに来るほどの権力を握っている。ブラジルのアマゾン地域開発、横浜ウォーターフロントの総合開発に命運を賭ける。愛する雪絵に逃げられたことを根に持ち、息子を名乗って現れた晋作を必要以上に追い詰めようとする。しかし、後に五代にコンツェルンを乗っ取られかけ、自身も病で倒れたことがきっかけで雪絵が逃げたのではなく、父の懇願で離縁した真相を知り、晋作と和解する。五代の一件の後に復帰して細川を社長に迎え、秘書の板垣と共に晋作の成長を見守って行く。 五代正吾 22歳の若さで巽本社の副社長に迎え入れられた天才青年。20歳でハーバード大学の全単位を修了し、1年で同大学ビジネスコースを首席で卒業。タツミアメリカの顧問に抜擢された後にアメリカ大統領選にてバッシュの圧勝のシナリオを描いた。晋作のライバルとして何度も激突する。 巽美保 巽貴明の娘。足が悪く車椅子での生活を送っている。上野駅前の階段で転げ落ちたところを晋作に助けられ、運命的な出会いを果たす。絵画が得意。貴明から五代との政略結婚を仕組まれるが、貴明との父子関係の過去を知り……。 細川 先代総裁・輝明の右腕と言われた老齢の男。現在、巽観光開発の唯一の赤字部門である都心の友愛動物園の園長で、株式を25%保有する。巽家で孤立する雪絵を理解し、最後まで見守った。 晋作の身体にある特徴的なあざを最初に見た人物であり、晋作が貴明の実の子である事を確信した。後に巽コンツェルンの社長に任命され、親子二代の右腕となる。 板垣 貴明の秘書。スキンヘッド。貴明の指示に従って動く。 巽輝明 巽コンツェルン先代総裁で、貴明の父。雪絵に辛く当たっていたが、その真意は貴明を立派な事業家として育てるためであり、時には非情な決断を下さなければならない立場になる事から、「あれ(=貴明)のことを本当に想うなら、あれと別れてくれ!」と涙を流しながら土下座して懇願し、雪絵を離縁させたのが物語の全ての発端でもあった。 大山五郎 先代総裁の時代から大番頭として活躍し、相談役へと引退後も経団連総長として財界に大きな影響力を持つ。五代の後見人として美保との縁談を進める。 ダイアン、シンディ 五代がアメリカから連れてきた女性スタッフたち。ダイアンはMIT卒の情報処理専門家、シンディはエール大学卒の国際経済専門家。
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