寺西家阿倍野長屋とは? わかりやすく解説

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寺西家阿倍野長屋

名称: 寺西家阿倍野長屋
ふりがな てらにしけあべのながや
登録番号 27 - 0268
員数(数): 1
員数(単位):
構造 木造2階建、瓦葺建築面積201
時代区分 昭和
年代 昭和7
代表都道府県 大阪府
所在地 大阪府大阪市阿倍野区阪南町1-50-52
登録基準 造形規範となっているもの
備考(調査):
施工者
解説文: 大正~昭和期開発住宅地に建つ。構造上は左右2軒ずつに分割され,間に防火壁立ち上げている。各戸毎に妻入の玄関部を設け背面側に坪庭配する2階接客空間とする点や,当初から各戸風呂設ける点が特色で,戦前長屋建築好例である。

寺西家阿倍野長屋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 14:04 UTC 版)

寺西家阿倍野長屋

寺西家阿倍野長屋 (2020年3月)
情報
用途 店舗
旧用途 住宅
設計者 すがアトリエ (改修時)
施工 川人工ム店 (改修時)
建築主 寺西興一
建築面積 201 m²
所在地 545-0051
大阪府大阪市阿倍野区阪南町1-50-25
座標 北緯34度37分59.2秒 東経135度30分58.7秒 / 北緯34.633111度 東経135.516306度 / 34.633111; 135.516306座標: 北緯34度37分59.2秒 東経135度30分58.7秒 / 北緯34.633111度 東経135.516306度 / 34.633111; 135.516306
文化財 登録有形文化財
指定・登録等日 2003年12月1日
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寺西家阿倍野長屋(てらにしけあべのながや)は、大阪府大阪市阿倍野区に所在する歴史的建築物。国の登録有形文化財に登録され、大阪まちなみ賞を受賞している。また本項では同じく登録有形文化財となっている寺西家住宅主屋寺西家住宅蔵についても述べる。

概要

1932年 (昭和7年)建築。同時期に建築された住宅街に建つ。4軒長屋2階建てであり、構造上では2軒ずつに分かれ、間に防火壁を設けている。長屋でありながら各戸毎に妻入りの玄関、また当初から風呂を持つ。取り壊してマンションを建築する計画もあったが、2003年 (平成15年) 12月1日、長屋としては全国初となる登録有形文化財となった。 翌年には宮大工によって再生され、2020年3月現在はイタリア料理店、日本料理店、中華料理店、焼肉店が営業されている。また、2006年には大阪まちなみ賞大阪市長賞を受賞した[1][2]

  • 主屋 – 1926年 (大正15年) 築、木造 、瓦葺き、建築面積102m2。東が平屋、西が入母屋造2階建。1階玄関横の応接室は切妻造で内外ともに洋風の意匠2005年12月26日、登録有形文化財となった[3]
  • 蔵 – 1935年築、瓦葺き、建築面積18m2、主屋西側、土蔵造2階建、切妻造。基礎は花崗岩の石積、外壁は漆喰塗で頂部に鉢巻を廻す。南側に庇付の扉と窓、北側に窓を設置。2020年3月現在、蕎麦店を営業している。主屋と同日に登録有形文化財となった[4]

交通アクセス

脚注

  1. ^ 寺西家阿倍野長屋”. 大阪都市景観建築賞運営委員会. 2020年5月30日閲覧。
  2. ^ 寺西家阿倍野長屋”. 文化遺産オンライン. 2020年5月30日閲覧。
  3. ^ 寺西家住宅主屋”. 文化遺産オンライン. 2020年5月30日閲覧。
  4. ^ 寺西家住宅蔵”. 文化遺産オンライン. 2020年5月30日閲覧。

関連項目

外部リンク



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