家城駅 - 伊勢奥津駅間についてとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 家城駅 - 伊勢奥津駅間についての意味・解説 

家城駅 - 伊勢奥津駅間について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 18:28 UTC 版)

名松線」の記事における「家城駅 - 伊勢奥津駅間について」の解説

JR東海2009年10月29日同月8日台風18号による災害のため不通となり、松阪駅 - 家城駅間が復旧した15日以降不通のままの家城駅 - 伊勢奥津駅間について当面バス代行続けると発表したそのうえで、「名松線区間旅客輸送引き続きJR東海が担うが、松阪 - 家城間は鉄道維持したうえで、家城 - 伊勢奥津間はバスでの輸送切り換える運賃等現在の考え方維持する」とし、関係自治体等に説明する発表した理由について「仮に同区間復旧したとしても、今後もより大きな自然災害発生するおそれがあり、長期運休等でお客様迷惑をかけるおそれが高いため」としている。当時判断について、JR東海広報部2016年週刊誌取材対し鉄道の安全を確保する前提となる治山治水対策(をJR実施すること)は難しい」という前提元に廃線提案行ったとしている。代行バス昼間の2往復削減され伊勢奥津行きが5本、家城行きが6本となっていた。 JR東海廃止方針を受け、沿線である津市杉町自治会長らは10月30日津市JR東海三重支店訪れ存続求め要望書提出したまた、津市松田直久市長10月30日定例記者会見でこの問題触れ早期住民説明会開いて意見聞いたうえでJR東海存続求め要望書提出する考え明らかにした。これに基づき市長11月4日JR東海本社中部運輸局訪れ名松線鉄道として全面復旧させるよう求め要望書手渡した。これに対しJR東海中村専務東海鉄道事業本部長は沿線山林荒廃等にも触れ復旧しても再び災害は起こる」と従来の見解繰り返したが、今後情報共有した上で協議進めることでは一致したまた、三重県野呂昭彦知事11月9日記者会見でこの問題触れ来年度予算編成前に行う国への提言・要望の中で復旧求め考え示したJR東海山田佳臣社長2010年11月24日定例記者会見において、名松線現在の不通区間復旧について自治体による協力などの要件満たすことを条件復旧させる考え明らかにし、台風被害受けた線路周辺山間部河川部修復その後維持管理対し自治体将来わたって責任持ち、「運行安全性確保される」ことを条件挙げた。これを受けて2011年5月20日JR東海津市三重県三者間で協定書締結され治水工事については津市が、治山工事三重県担当することにより復旧工事行い2016年度全線運転再開目指すことが明らかになった。 その後三重県津市による治山治水工事順調に進んでいることから、JR東海2013年5月30日より線路内の土砂撤去盛土復旧線路電気設備復旧着手する発表した費用発表時点で約4.6億円と見込まれている。 2015年12月18日JR東海2016年3月26日ダイヤ改正あわせてこの区間列車の運転を再開する発表2016年3月26日9時35分に伊勢奥津駅松阪駅行き一番列車キハ11形300番台2両編成キハ11-305・キハ11-306)が出発し運休から実に6年半ぶりの全線復旧となった。美杉地域では復旧地域活性化つなげようと、住民団体がウォーキングツアーを主催し津市伊勢奥津駅から観光地を巡る無料バス休日運行した

※この「家城駅 - 伊勢奥津駅間について」の解説は、「名松線」の解説の一部です。
「家城駅 - 伊勢奥津駅間について」を含む「名松線」の記事については、「名松線」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「家城駅 - 伊勢奥津駅間について」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「家城駅 - 伊勢奥津駅間について」の関連用語

家城駅 - 伊勢奥津駅間についてのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



家城駅 - 伊勢奥津駅間についてのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの名松線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS