官吏・軍人
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「天才王子の赤字国家再生術〜そうだ、売国しよう〜」の記事における「官吏・軍人」の解説
ケスキナル 帝国宰相。初登場は7巻。 無精髭で気怠そうにした長身痩躯の男。皺だらけの服で、およそその外見は国家の中枢に似つかわしくないが文官の最高位に相応しい能力を持つ。帝国の運営を第一として帝位争いには完全中立を標榜し、内紛中でも国政が滞りなく進むにように取り計らっている。 グレン・マーカム 声 - 鈴木崚汰 帝国軍人。ウェインの士官学校時代の学友。名前の初登場は2巻、本格登場は4巻。 代々の帝国の武門出身の青年。士官学校時代のウェインの悪友の一人であり、ほぼすべての科目でトップの成績を持つウェインが初めて土をつけられた相手。武門の出自らしい剛毅な性格で、軍人としての適性も高い。現在はバルドロッシュ派に属す。 士官学校時代では剣によって頭角を現すも、自分の成長の停滞やそれを容認する周囲の環境から、このままでは堕落してしまうという危機感を抱き、自分の成長できる環境を求めたところ、全ての成績で自分を凌駕するウェインを好敵手とみなし、行動を共にするようになった。 ストラング・ナノス 声 - 市川蒼 属州の官吏。ウェインの士官学校時代の学友。名前の初登場は2巻、本格登場は4巻。 帝国に征服された属州の出身。官吏タイプの青年で、いずれ自身の出身地である属州のために活躍したいと考えている。属州の自治権を約束しているマンフレッド派に属するが、彼が約束を守るかは疑っている。 士官学校時代では属州出身であるため、本国の有力貴族からの虐めに遭い鬱屈とした日々を送っていたが、その貴族がニニムに手を出したことでウェインによって学校を退学に追い込まれたことからウェインに興味を持ち、貴族相手にも自分の意志を貫くウェインに憧憬を抱いて行動を共にするようになった。 フィシュ・ブランデル 声 - 日笠陽子 ナトラ駐在大使。後にロウェルミナ付き書記。初登場は1巻。 物語開始時点でのナトラ駐在大使で巨乳の女性。小国駐在の大使ながら外交官としての能力は高い。皇帝の病及び急死に伴う帝国の混乱において、結果的にウェインに出し抜かれる形となってしまったため、更迭される。ウェインに興味を持ち、自己調査の結果、帝国士官学校の首席成績者であったことに気づく。 その後、その才幹を買われてロウェルミナの秘書となり、彼女を補佐する。 テオルド・タルム 声 - 島田高虎 ブランデルの後任のナトラ駐在大使。初登場は2巻。 平民出身で平凡な能力の外交官。能力主義の帝国にあって、偶然からナトラ王国の大使ポストを得る。そのため、張り切り過ぎてウェインにいいようにあしらわれるが、本人はまったく気づいておらず、そのまま帝国要人との縁談をまとめようとする。そこにそれを知ったロウェルミナが乗ってきたために、2巻の騒動が起こる。
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