安城線とは? わかりやすく解説

安城線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/12 08:47 UTC 版)

安城線
各種表記
ハングル 안성선
漢字 安城線
発音 アンソンソン
日本語読み: あんじょうせん
英語: Anseong Line
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安城線(アンソンせん)は、大韓民国忠清南道天安市の天安駅と京畿道安城郡(現・安城市)の安城駅を結んでいた旧鉄道庁(現韓国鉄道公社)の路線。1944年以前は安城駅から先、京畿道利川郡(現・利川市)の長湖院駅までを結んでいた。1989年1月1日までに全区間が廃止となった。

路線データ

  • 路線距離:28.4km(長湖院駅まで営業していた当時は69.8km)
  • 軌間:1435mm
  • 駅数:7(長湖院駅まで営業していた当時は16)
  • 複線区間:なし
  • 電化区間:なし

歴史

  • 1925年11月1日 - 私鉄の朝鮮京南鉄道により、京畿線として、天安 - 安城間が開通。
  • 1927年4月16日 - 安城 - 竹山間が開通。
  • 1927年9月15日 - 竹山 - 長湖院間が開通。
  • 1944年11月1日 - 安城 - 長湖院間が不要不急線として休止(後に廃止)。
  • 1946年5月10日 - 天安 - 安城間を以って国有化。
  • 1955年9月1日 - 路線名を安城線として改称。
  • 1978年10月29日 - 長項線線路の移設工事により天安駅区内の乗り場が臨時閉鎖され、新富駅を新設して旅客輸送を取扱。
  • 1978年11月26日 - 天安駅まで列車の運行が再開通。
  • 1982年5月1日 - 旅客営業中止を発表したが、地域交通の都合のため暫定保留。
  • 1985年4月1日 - 全線にかけて旅客営業中止。笠場 - 安城間は運転休止。
  • 1989年1月1日 - 貨物営業中止と天安 - 笠場間の廃止により、全区間が廃止。
※かつては長湖院駅から更に驪州郡驪州邑への延長計画があり(1924年に安城 - 驪州間の敷設許可が降りている)、水驪線に接続する予定だったが、実現しなかった。
1977年当時は、旅客列車の運転本数は1日2往復のみだった。

駅一覧

駅名 駅間キロ (km) 累計キロ (km) 接続路線 所在地 開業日 備考
日本語 ハングル 英語
天安駅 천안역 Cheonan 0.0 0.0 鉄道庁京釜本線長項線 忠清南道天安市 東南区    
新富駅 신부역 Sinbu 2.4 2.4   1978年10月29日 臨時開業、同年11月26日に廃止
石橋駅 석교역 Seokkyo 4.6 7.0   西北区 1925年11月1日  
聖居駅 성거역 Seonggeo 2.7 9.7   1966年4月25日  
笠場駅 입장역 Ipjang 4.4 14.1   東南区 1925年11月1日 1934年以降に「稷山駅」より改称
古池駅 고지역 Goji 5.6 19.7 京畿道 安城市 1934年以降に一時廃止、国有化後に再開業
薇陽駅 미양역 Miyang 3.2 22.9  
安城駅 안성역 Anseong 5.5 28.4    
安城邑内駅 안성읍내역 Anseongeupnae 1.2 29.6   1931年6月15日  
麻田駅 마전역 Majeon 6.8 36.4   1927年4月16日  
三竹駅 삼죽역 Samjuk 5.3 41.7    
龍月駅 용월역 Yongweol 2.9 44.6    
竹山駅 죽산역 Juksan 2.4 47.0    
竹山邑内駅 죽산읍내역 Juksanupnae 1.0 48.0   1931年6月15日  
梅山駅 매산역 Maesan 3.2 51.2   1927年9月15日  
注川駅 주천역 Jucheon 4.7 55.9    
行竹駅 행죽역 Haengjuk 3.9 59.8   利川市  
大西駅 대서역 Daeseo 3.5 63.3  
長湖院駅 장호원역 Janghowon 6.5 69.8    
  • 天安 - 安城間は1985年4月1日休止、1989年1月1日廃止。
    • 天安駅は廃止当時、忠清南道天安市に位置していた。
    • 新富駅 - 笠場駅の各駅は廃止当時、忠清南道天原郡に位置していた。
    • 古池駅 - 安城駅の各駅は廃止当時、京畿道安城郡に位置していた。
  • 安城 - 長湖院間は1944年11月1日休止(後に廃止)。
    • 安城駅 - 注川駅の各駅は廃止当時、京畿道安城郡に位置していた。
    • 行竹駅 - 長湖院駅の各駅は廃止当時、京畿道利川郡に位置していた。

安城線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:48 UTC 版)

名鉄バス知立営業所」の記事における「安城線」の解説

81名鉄新安城駅 - 池浦 - JR安城駅82名鉄新安城駅 - 池浦 - JR安城駅 - 安城更生病院平日) 【83名鉄新安城駅 - 池浦 - JR安城駅 - 安城更生病院 - デンパーク(土休日新安城駅からJR安城駅経由して安城更生病院まで結んでいる。 元は岡崎営業所名鉄東部観光バス管理委託をしていた路線で、名鉄観光バス発足時名鉄バス東部移管せず、当営業所移管された。 ほぼ毎時2本運行されており、ごく一部の便がJR安城駅止まりとなっている。 安城線はかつて新安城 - 安城駅前で2系統あり、現行の池浦経由と西寄り篠目経由で結び、池浦経由一部の便が安城高校・デンパーク経由で南の東端まで運行していた。2002年5月安城更生病院御幸本町から現在の東広畔に移転したため、安城駅折り返し便を延長する形で新し安城更生病院乗り入れるようになった。同じ年の10月安城駅前 - 東端廃止となり、ここで一旦デンパークへの路線消滅、更に11月には支線新安城 - 豊臣工機前が廃止2004年には篠目経由廃止となり池浦経由のみとなった2018年10月6日実際改正日は10月1日)より、土休日のみ一部便がデンパークへ区間延長され経由こそ違うがデンパークへの乗り入れ復活することとなった。 なお、前身今村時代には北は若林経由トヨタ本社前、南西碧南北新川まで運行されており、安城線は安城駅前 - 篠目 - 八ツ田 - 知立間で運行されていた路線名乗っていた。

※この「安城線」の解説は、「名鉄バス知立営業所」の解説の一部です。
「安城線」を含む「名鉄バス知立営業所」の記事については、「名鉄バス知立営業所」の概要を参照ください。

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