宇治川の先陣争いとは? わかりやすく解説

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うじがわ‐の‐せんじんあらそい〔うぢがは‐センヂンあらそひ〕【宇治川の先陣争い】

読み方:うじがわのせんじんあらそい

寿永3年(1184)木曽義仲源義経宇治川相対したとき、義経方の佐々木高綱梶原景季(かじわらかげすえ)が、源頼朝から与えられ名馬生唼(いけずき)・磨墨(するすみ)で先陣争った故事


宇治川の戦い

(宇治川の先陣争い から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 05:05 UTC 版)

宇治川の戦い(うじがわのたたかい)は、平安時代末期の寿永3年(1184年)1月に源義仲鎌倉源頼朝から派遣された範頼義経とで戦われた合戦治承・寿永の乱の戦いの一つ。


注釈

  1. ^ 「関東が飢饉によって兵力が動員できない」という情報自体が頼朝側が流した偽情報であった可能性もある[3]

出典

  1. ^ a b c d 宇治川の戦い』 - コトバンク
  2. ^ 玉葉』寿永3年正月13・14日条
  3. ^ 菱沼一憲「総論 章立てと先行研究・人物史」(所収:菱沼 編『シリーズ・中世関東武士の研究 第一四巻 源範頼』(戎光祥出版、2015年) ISBN 978-4-86403-151-6
  4. ^ 宇治川の先陣争い』 - コトバンク
  5. ^ 宇治川先陣争い』 - コトバンク


「宇治川の戦い」の続きの解説一覧

宇治川の先陣争い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 03:56 UTC 版)

梶原景季」の記事における「宇治川の先陣争い」の解説

『平家物語』によれば、この戦いで景季は佐々木高綱有名な宇治川の先陣争いをして武名をあげている。鎌倉出発するときに景季は頼朝名馬生食(いけづき)を賜るように願ったが、頼朝はこれを許さず代わりに磨墨するすみ)を与えた。ところが、頼朝後で生食佐々木高綱与えてしまった。軍中高綱生食乗っていることを知った景季は恥辱考え高綱殺して自害しようと決意する高綱機転利かせて、これは賜ったではなく盗んだのだと言うと景季は「自分盗めばよかった」と笑った義経軍義仲軍は宇治川対陣し高綱生食、景季は磨墨乗って一番乗り功名立てんと川に乗り入れようとした。高綱が「馬の腹帯緩んでいる。絞め給え」と助言し、景季は落馬して一大事と馬の腹帯締め直していると、その隙に高綱が川に進み入ってしまった。謀られたと知った景季も急いで川に乗り入れ川中激しく先陣争い結局高綱一歩早く対岸上陸して一番乗り果たした。 範頼・義経はこの宇治川の戦い勝利し義仲討ち取った

※この「宇治川の先陣争い」の解説は、「梶原景季」の解説の一部です。
「宇治川の先陣争い」を含む「梶原景季」の記事については、「梶原景季」の概要を参照ください。

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