宇治川オープンラボラトリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 13:55 UTC 版)
「京都大学防災研究所」の記事における「宇治川オープンラボラトリー」の解説
1953年(昭和28年)8月1日、京都大学防災研究所宇治川水理実験所として設立。水と土に関する災害の防止・軽減を目的とし設立されたが、1996年に防災研究所が全国共同利用の研究所として位置づけられるのに伴い、本実験所も「水理実験」に限らず多くの分野の施設を擁し、所内外の研究機関、一般企業、学校などに開かれた共同利用施設として位置づけることとなり、2002年に「宇治川オープンラボラトリー」と変更した。 宇治川オープンラボラトリーは多くの観測・実験装置群を擁し、世界有数の規模を誇る総合実験施設である。ここでは、所内の関連教員による観測・実験施設を利用した多種多様な研究が実施されているだけでなく、実験施設を用いた学部・大学院教育をはじめ、全国共同利用に係わる研究活動、技術室との連携で一般市民を対象としたバーチャル災害体験学習などが展開されている。 隣接して附属流域災害研究センターが所在する。
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