大学卒業から現在
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2001年、心理学を専攻していたニューヨーク大学ガラティン校を「優等」(magna cum laude) で卒業。その後、同大大学院修士課程を修了し心理学の修士号を取得。 2002年、「みどり教育財団(Midori & Friends)」東京オフィスを改組し、特定非営利活動法人「ミュージック・シェアリング」として新たに日本法人を発足した。2006年より、開発途上国での社会貢献型の演奏活動、「インターナショナル・コミュニティ・エンゲージメント・プログラム」を開始。これまでに、ベトナム、カンボジア、インドネシアなどで、オーディションで選ばれた同行の若手演奏家たち(ヴァイオリニスト、ヴィオリスト、チェリスト)と共にカルテットを編成し、無料のコンサートを開催している。2007年9月より、日本人として初めて国連ピース・メッセンジャーに就任。 マンハッタン音楽学校の教授を務めた後、2004年南カリフォルニア大学ソーントン音楽学校のヤッシャ・ハイフェッツ記念教授に就任し、2007年より弦楽学部主任教授を務めている。一年を通しての国際的な演奏活動に加え、全米弦楽器教師協会の理事も務める。 2014年、グラミー賞の81の賞(クラシック音楽部門は8つの賞 グラミー賞カテゴリー一覧#クラシック音楽)の一つで、2013年に新設された「最優秀クラシック・コンペンディアム賞」が、クリストフ・エッシェンバッハ指揮、NDR北ドイツ放送交響楽団によるアルバム『パウル・ヒンデミット作品集』(全3曲)に対して授与された( の79参照)。五嶋は、このアルバムの全3曲中、2番目の曲(ヴァイオリン協奏曲)でソリストを務めた。2020年5月、ブラームス賞受賞。2021年1月にケネディ・センター名誉賞。
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