ガラティンとは? わかりやすく解説

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ガラティン

名前 Gallatin

ガラティン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/26 02:02 UTC 版)

ガラティンGalatyn, Galantyne[1][2][3][4]は、アーサー王伝説に登場する円卓の騎士ガウェイン。15世紀後半にトマス・マロリーによって書かれた中英語散文アーサー王の死[5]に登場する[6][7][8][9]。また14世紀末頃の中英語韻文頭韻詩アーサーの死英語版[10]ではガラスGaluth[11]という名で登場する[6][7][12]

『アーサー王の死』によると、ローマ遠征の際にガウェインはガラティンを振るったとされる[13]

脚注

  1. ^ 日本語表記について、「ガラティン」の他、「ガラチン」の表記がみられる。
  2. ^ 綴りについて、「Galatyn」「Galantyne」の他、「Galatine」がRhys (1893), vol.1, p.167 (第5巻第6章), p.175 (第5巻第10章)(John RhysErnest Rhysによる近代英語訳)などにみられる。
  3. ^ Ackerman (1952), p. 96 ("GALATYN"); p.xix ("BIBLIOGRAPHY AND TABLE OF ABBREVIATIONS" - "MA-1", "MA-2") によると、キャクストン版での綴りが「Galatyn」、ウィンチェスター写本版での綴りが「Galantyne」である。
  4. ^ Ackerman (1952), p. 96 によると、「Galatyn」という綴りは『アーサー王の死』の170頁目、176頁目にみられるという。
  5. ^ ヴァルテール & 渡邉・渡邉訳 2018, p. 460.
  6. ^ a b Bruce 1999, pp. 199, 204.
  7. ^ a b Ackerman 1952, p. 96.
  8. ^ Sommer & 1889-91, vol.1, p.170 (第5巻第6章), p.176 (第5巻第10章); vol.2, p.162 (List of Names and Places); vol.3, p.164.
  9. ^ Vinaver 1947, 1954年版 vol.1, pp.150, 151, 165; 1947年版 vol.3, p.1375 (注208. 24.), p.1673 (Index).
  10. ^ ヴァルテール & 渡邉・渡邉訳 2018, p. 457.
  11. ^ Ackerman (1952), p. 96 によると、「Galuth」という綴りが『頭韻詩アーサーの死』の1387行目、1470行目、3709行目に、「Galuthe」という綴りが2558行目にみられるという。
  12. ^ Björkman 1915, pp. 41, 43, 76, 109.
  13. ^ Bruce 1999, p. 199.

参考文献


ガラティン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 23:06 UTC 版)

円卓生徒会」の記事における「ガラティン」の解説

ガーウェインの持つ魔ネス湖のほとり、「黒い森」に存在するとされていた。使い手戦闘能力飛躍的に増大するというメリットがある一方ふさわしくない者が触れると打たれるという伝説がある。幼いガーウェイン騎士になると決めたとき、一人で「黒い森」へ乗り込み入手した元ネタは、円卓の騎士ガーウェイン卿の所持していた剣・ガラティンから。

※この「ガラティン」の解説は、「円卓生徒会」の解説の一部です。
「ガラティン」を含む「円卓生徒会」の記事については、「円卓生徒会」の概要を参照ください。

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