ルキウス・ティベリウスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ルキウス・ティベリウスの意味・解説 

ルキウス・ティベリウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/16 09:10 UTC 版)

ルキウス・ティベリウス( Lucius Tiberius 、Lucius Hiberiusとも)はアーサー王伝説に登場する架空のローマ皇帝[1]。ジェフリー・オブ・モンマスの『ブリタニア列王史』が最初に彼が登場する文献である。実際に、ルキウス・ティベリウスという名のローマ皇帝は実在しないため、ジェフリーは彼のことを民間伝承などで耳にしたか、あるいは自分で作り上げたと思われる。歴史家のジェフリー・アッシュはルキウスはグリケリウスを起源にしていると推理した。このグリケリウス「Glycerius」の綴りが『ブリタニア列王史』以前の文献で誤って「Lucerius」と表記され、ジェフリーがさらにこれを間違って表記した、というのである。また、ルキウス・ティベリウスは、帝国の西側にローマの覇権を再び確立しようとしたティベリウス2世をもとにした可能性もある。

のち、ルキウスはトマス・マロリーの『アーサー王の死』や、『アーサー王の死の頭韻詩』などの英文学にも姿を現し、フランスの流布本の物語群においてもローマ皇帝はアーサー王に敗北するキャラクターになっている。

ルキウスは彼に反逆した護民官・フロロからガリアを取り返すために戦い、そのときにアーサー王が出陣している。アーサー王がガリアを征服すると、彼の活躍がローマにまで知られることになり、ルキウスはアーサー王に対して貢物を要求し、また自分を主君と認めるように求めた。アーサー王がこの要求を拒否すると、ルキウスは大陸にあるアーサー王の同盟国を攻撃する。アーサー王と彼に仕える騎士たちは急いでイギリス海峡を横断し、ルキウスと交戦する。アーサーはルキウスを打ち負かし、イタリアを領土に加えるのだった。

脚注

参考文献

関連項目




英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ルキウス・ティベリウス」の関連用語

ルキウス・ティベリウスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ルキウス・ティベリウスのページの著作権

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのルキウス・ティベリウス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS