後期流布本サイクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 01:50 UTC 版)
後期流布本サイクル(Post-Vulgate Cycle)はアーサー王物語の古フランス語の重要な散文物語群の一つ。この作品は本質的には『ランスロ=聖杯サイクル』(流布本サイクル)の再話であるが、かなりの分量を追加・削除しており、『散文のトリスタン』の登場人物や場面が含まれている。
- ^ 「フス本」の表記はヴァルテール & 渡邉・渡邉訳 (2018), p. 449 にみられる。この名称は19世紀に写本を入手したアルフレッド・ヘンリー・フスに由来する。参考:“Add MS 38117 - Digitised Manuscripts” (英語). 大英図書館. 2023年3月5日閲覧。
- 1 後期流布本サイクルとは
- 2 後期流布本サイクルの概要
- 3 内容
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