後期陽性電位とは? わかりやすく解説

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後期陽性電位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/28 19:05 UTC 版)

後期陽性電位(こうきようせいでんい)は、事象関連電位の成分の一つで、刺激呈示後約400 ms以降に現れる陽性波である。

概要

英語では「late positive potential 」と表記され、その頭文字をとって「LPP」と略される。

当初は、注意と関連するP300成分と考えられていたが、感情刺激に対して特異的に生じ、画像刺激の感情価や覚醒度によってその振幅が増大することから、感情に関連して現れる波形と考えられている。さらに、感情と関連することから、動機づけとの関連も指摘されている。

また、感情制御との関連も検討がされている。感情を制御(=抑制)することで、LPPの振幅も低下することが示されている。

脚注




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