エクスカリバーと石に刺さった剣とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > エクスカリバーと石に刺さった剣の意味・解説 

エクスカリバーと石に刺さった剣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 23:48 UTC 版)

エクスカリバー」の記事における「エクスカリバーと石に刺さった剣」の解説

アーサー王題材にした中世ロマンスでは、アーサーエクスカリバー手に入れ経緯として様々な説明がされてきた。ロベール・ド・ボロンの詩『メルラン』では、アーサーは石に刺さった剣を引きぬいて王になることになっている。石に刺さった剣を引き抜くことは、「本当の王」、すなわち神により王に任命された、ユーサー・ペンドラゴン正当な跡継ぎにしか出来ない行為だったという。ボロンの詩にはこの剣の名前は明記されていないが、多くの人がこれを有名なエクスカリバーのことだと考えその後書かれランスロ=聖杯サイクル一部メルラン続伝』でそのこと明記された。ところが、さらにその後書かれ後期流布本サイクルの『メルラン続伝』では、エクスカリバーアーサーが王になったあとに湖の乙女によって与えられるものとされた。 マロリーは、『アーサー王の死』にこの二つエピソード(石に刺さった剣を抜いて王になる、湖の乙女から魔法の剣受け取る)を両方取り入れており、その結果生まれた二本の剣をともにエクスカリバーしたため混乱招いている。なお、「一本目の石に刺さった剣はカリブルヌスといい、二本目の湖の乙女によって鍛え直された剣がエクスカリバーである」という説明がされることがあるが、マロリーそのような記述見られないエクスカリバー アーサーエクスカリバー描画、(1906年エクスカリバーレプリカLondon Film Museum

※この「エクスカリバーと石に刺さった剣」の解説は、「エクスカリバー」の解説の一部です。
「エクスカリバーと石に刺さった剣」を含む「エクスカリバー」の記事については、「エクスカリバー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エクスカリバーと石に刺さった剣」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エクスカリバーと石に刺さった剣」の関連用語

エクスカリバーと石に刺さった剣のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エクスカリバーと石に刺さった剣のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのエクスカリバー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS