大学卒業から創業まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 07:38 UTC 版)
大学卒業後、小豆相場を学びたいという理由から共栄物産に就職。本社勤務を命じられ、小豆相場に関わることができたものの、実際には小豆相場の勉強ができたわけではなく10ヶ月で退職。英語を習得するため翌年1月にアメリカへと渡った。シャーマンオークスのサンキスト・グローワーズで檸檬を採集するアルバイトをする傍ら、仕事仲間であった中南米からの移民との交流を行った。その後、本格的に英語の勉強を始めるためロサンゼルスに移り、英語専門学校に入学。リトル・トーキョーでアルバイトをする傍ら英語を勉強した。 帰国後は、イギリスの家庭用染料販売会社ダイロン・インターナショナルの日本支社ダイロン・ジャパンに入社。デパートや商業ビルなどの前でデモンストレーションと販売を行い、販路を拡大していった。固定給プラス売り上げ歩合の契約だったため、その成果は直接売り上げに反映されていき、収入もどんどん増えていった。しかし、他の社員との収入のバランスを取るためという理由で、当初5%だった歩合が3%に、そしてリピーターへの販売は歩合がなしに、さらには歩合が2%にまで引き下げられていったことから働く意欲が減退していった。
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