埼京高校の生徒・先生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 15:23 UTC 版)
「クレセントノイズ」の記事における「埼京高校の生徒・先生」の解説
杉崎 瞳(すぎさき ひとみ) 羽崎拓・五十嵐凛のクラスメイト。クラスの誰とも積極的に話そうとせず、自分の未来に強い不安を抱いていた。 如月蘭に魅入られるも、拓の能力で助けられ事なきを得る。拓に淡い恋心を抱いていたようで、拓に告白しようとしたのだが、その想いを飲み込むことになる。 その後は凛と友人関係となる。 舟澤 真弓(ふなざわ まゆみ) 2年5組に転入してきた少女。クラスに馴染めず孤独を抱えており、クラスで飼育している金魚の世話をするのが楽しみであった。 転校前の学校の友人から送られてきた手紙が心の支えであったが、クラスの男子に心無い事を言われたこと、転校前の土地に行った際に友人が別の友人を作っていたこと、世話をしていた金魚が死んだことの全てが引き金となり、エイシェトに魅入られる事になる。 拓たちの手で助けられた翌日、クラスの人たちに受け入れられ、自分で心に壁を作っていたことを悔やんだ。 佐倉 由希子(さくら ゆきこ) 美術部の部長。表向きは気さくで明るい性格で、部員にも慕われている。自分に自信の持てない親友の葉山麻美を庇護している。 しかしその内面では麻美に対してのコンプレックスが渦巻いており、それをダラに利用され魅入られるも麻美の真摯な呼びかけで目を覚ます。 葉山 麻美(はやま あさみ) 美術部の副部長。気弱でおどおどとしており後輩部員たちに陰でいじめられている。親友の佐倉由希子に依存している。 けれども絵の才能はあった模様で、コンクールで入賞していた。その事でも後輩の部員たちにあからさまに陰口を叩かれる。 ダラに魅入られた由希子に対して、自分の気持ちを正直に伝えたことが由希子を助け出す鍵になった。 織姫苺(おりひめ いちご) 天文部と凛お姉さまファンクラブに入っている1年生。 天文部の部長である後藤のことが好きだというのが周りの認識であったが、実は部長ではなく、副部長の瑳和子のことが好きだった。彼女から貰ったペンダントを大事にしている。 フラストレーションを解消するため、おかしを食べ続けてしまう体質になっている。 タルシュシュ(架羅間先生)の黒い羽根を刺され、理性を失うが、凛と弥生によって救われる。 喜多瑳和子(きた さわこ) 天文部の副部長。3年生。 部長である後藤に好意を抱いていたがふられてしまい、苺のことを逆恨みして彼女の悪口を言いふらしたが、後に苺の本当の気持ちを知り和解した。 後藤匡(ごとう まさし) 天文部部長。3年生。 星を見ることが大好きで、高校3年の冬だというのにまだ部活をしているほどの情熱を抱いている。星以外には興味のない朴念仁だが、苺が入部してきてから少し変わったらしい。 瑳和子の告白を受けなかったのは苺が原因だと思われたが、実は無関係で、苺のことは可愛い後輩くらいにしか思っていない。 斎藤順子(さいとう じゅんこ) 拓や凛と同じクラスの女子生徒。 非社交的な性格のためにどこの部活にも所属せず、クラスでは孤立した存在。そのため、凛は名前をきちんと覚えていなかった。 タルシュシュ(架羅間先生)に魅入られてしまうが、拓の力により、なんとか助かる。その後、文化祭の喫茶店をやったことがきっかけで、ようやくクラスになじめるようになった。 架羅間先生(からませんせい) 文化祭間近に埼京高校に赴任してきた教師。担当は数学。「振夜の来訪者」の1人、タルシュシュの仮の姿。タルシュシュの詳細は振夜の来訪者(纏司)を。 女性教師 眼鏡を掛けた女教師。文化祭の時に生徒たちが盛り上がる姿を「どうにも鼻につく」と評しているあたり、高慢さが窺える。 後に架羅間(=タルシュシュ)に口づけをし、誘惑しようとした際に負の力を根こそぎ奪われ昏倒する。 澤田 亜紀(さわだ あき) 新聞部の部員。高野響と一緒に歩いていた美少年(蘭)にインタビューするため、文化祭で取材を掛ける。 その後も天文学部取材の際に、凛と拓を連れていくなどして接点を作った。 羽崎拓のクラスメイトの少女たち 斎藤順子がクラスで目立たずにいたことをいい事に、彼女に文化祭のクラス作業を押し付けていた少女たち。 自分たちの同好会の出店を優先していたが、クラスメイトにその事を非難されるばかりか、順子を腐した事も責められ、順子が落とした拓からのプレゼントと花言葉の本を拾ったことを機に、教室に戻った順子を糾弾する。 その際に黒い羽根を刺され魅入られた順子により昏倒する事となる。 名前が明らかになったのは「広瀬」だけで、他の2人は名前も明かされなかった。
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