地球のセフィラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:56 UTC 版)
「はたらく魔王さま!」の記事における「地球のセフィラ」の解説
志波 美輝(しば みき) 声 - 斉藤貴美子 ヴィラ・ローザ笹塚のオーナー。愛称はミキティ。 真奥達の事情を察している節を見せるなど、謎多き人物。人間離れした容姿を持ち、旅行先から送られてくる写真やビデオレターは魔王城の面々を悶絶或いは失神させる強烈な破壊力を持つ。アパート改修の際はビデオレターを介し、姪の天祢を真奥達に紹介した。 オルバとルシフェルの襲撃の後、旅行と称してしばらく真奥達の前から姿を消していたが、エンテ・イスラ遠征の最終局面において皇都蒼天蓋に顕現。真奥達の窮地を救い、再び彼らを日本へ誘った。その正体は地球における11番目のセフィラであり、アラス・ラムス達と同質の存在であることが天祢の口より語られた。西海大付属病院での会談においてはセフィラの真実の一端を語り、「イェソド姉妹の帰還がなされなければエンテ・イスラの『人類』は遠からず滅びる」との予言を伝える。 実は、17年前に地球に転移してきたばかりのライラを保護しており以後もエンテ・イスラからの転移を警戒していた。そのため、真奥や恵美が地球に流れ着いたことも当初から把握しており、特に地球に悪影響をもたらす可能性が高かった真奥達を危険視し、監視の意味でも笹塚周辺の不動産屋に働きかけてヴィラ・ローザ笹塚に招き入れたことを明かした。当初は別惑星の事情のため、介入を避けていたが事情を聞く内に同じセフィラとしてイグノラらを許容出来ず、真奧らを全面支持の方針に換えている。 本人が言うには手広く事業を行っているらしく、かなり裕福である模様。その為か金銭面に対してはかなり無頓着であり、アシエスに好きなように買い食いさせている。 大黒 天祢(おおぐろ あまね) 声 - 甲斐田裕子 志波の姪。千葉県銚子の海の家「大黒屋」の臨時店長を務めている。大家である志波の紹介で、一時的に職と住居を失った真奥達の雇い主となる。叔母とは似ても似つかない容姿をしており、真奥達からは親類関係を疑われている。大らかで気さくな性格をしているが、「大黒屋」が開店前日にも関わらず何の準備も出来てない等大雑把な一面を持ち、普段の態度のせいか叔母である志波からは「放蕩娘」と呼ばれている。 本業は日本の死者の聖地を司る管理者。圧倒的な力を持ち、魔力でも聖法気でもない、地球由来と思しき「力」の使い手である。地球上での実力はガブリエルをして敵わないと評され、「完成した黒」と称された。叔母と同じく、真奥達の事情を理解している。その正体は、地球のセフィラ・ビナーの化身・マムリドこと大黒天智が人間との間に儲けた子。 東大陸軍襲来の際にはヴィラ・ローザ笹塚に駆けつけ、梨香の窮地を救い、芦屋の伝言を真奥に託した。真奥たちのエンテ・イスラ遠征に当たっては千穂と梨香の安全を彼らに約して見送り、千穂の求めに応じる形で地球のセフィラにまつわる真実を語った。エンテ・イスラの問題に対してはそれまでは中立の立場を取っていたが、ライラから事情を聞いたことで真奥達に話を聞くように促し、志波同様にセフィラの一員としてイグノラを許容せず、真奧らに協力している。 自身が一目置く真奥や千穂の尊敬を集める木崎に対し、妙な対抗意識を燃やしている。志波家に居候するようになってからは大食いでやんちゃなセフィラの子供達の面倒を一手に押し付けられており、心労が絶えない。 ジョージ、ティム、ハリアナック 漆原の病室で行われた会談で名前が出た地球のセフィラ達。天袮によると叔父のジョージは国籍はイギリスでカイロ在住。地球のケセドのセフィラの化身で17年前にライラが地球に来訪してきた頃に親戚一同をカイロに招待していた。ゴールドマン一家のティムはハワイ、ハリアナックはインドネシアに現在も在住している模様。
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