地球から月へとは? わかりやすく解説

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ちきゅうからつきへ〔チキウからつきへ〕【地球から月へ】

読み方:ちきゅうからつきへ

原題、(フランス)De la Terre à la luneベルヌ空想小説1865年刊。ロケットで月へ向かうという筋書きで、続編に「月を巡って」がある。月世界旅行


地球から月へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 06:37 UTC 版)

月世界旅行」の記事における「地球から月へ」の解説

南北戦争終結若干年後(作中では186X年と記述)、かつて軍で火器開発担当していた元軍人たちの集団大砲クラブ」が、矛先に困る活力技術力活かして月に砲弾撃ち込む計画立てる。議論結果砲弾地球から観測できる限界サイズである直径7フィート(2.1m)の当時最新素材であったアルミニウム製中空球体、砲は長さ900フィート(約270m)の鋳鉄製と決められるケンブリッジ天文台協力得て必要な初速最適な発射時刻発射地点条件緯度)も判明したアメリカ国内限らず全世界から寄付金募られ、それを資金にして低緯度フロリダ州タンパ巨大コロンビアード砲建造が行われる。戦争中にバービケーンと因縁のあるニコール大尉は、計画公に冷笑し計画失敗大金賭ける。 フランス人アルダン大砲クラブ電報打ち砲弾無人用の球体から有人用の弾丸型に変え、自らをその乗員にするよう要請するアメリカ到着した彼は熱狂的に迎えられる。またバービケーンとニコール和解させて月旅行仲間にする。技術的人間的全ての問題解決され、3人の乗った砲弾予定時刻ちょうどに発射される空前絶後の火薬量の爆発により空が曇り砲弾望遠鏡追跡するのはしばらく不可能となる。晴れたとき地球側理解したことは、砲弾わずかに予定軌道から逸れ月面には到達できずに月の衛星になったという事であった(しかしその観測理解間違いであったことが『月世界へ行く冒頭説明される)。

※この「地球から月へ」の解説は、「月世界旅行」の解説の一部です。
「地球から月へ」を含む「月世界旅行」の記事については、「月世界旅行」の概要を参照ください。

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