国政政党の乱立とは? わかりやすく解説

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国政政党の乱立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 02:29 UTC 版)

第46回衆議院議員総選挙」の記事における「国政政党の乱立」の解説

衆議院議員任期1年9ヶ月切った2011年12月頃から、総選挙睨んで国会議員既成政党離党し国会議員5人以上によって政党要件満たして新党結党する動きがおこり、新党大地・真民主新党きづな国民の生活が第一みどりの風日本維新の会減税日本太陽の党(旧たちあがれ日本)が政党要件満たした政党として結党した。 また、2012年12月以前にも2005年8月から9月第44回衆院選睨んだ新党結党国民新党新党日本)、2008年8月から2009年8月第45回衆院選睨んだ新党結党改革クラブ(後の新党改革)、みんなの党)、2010年参院選睨んだ新党結党たちあがれ日本(後の太陽の党)、新党改革(旧改革クラブ))が政党要件満たす新党結党起こっていた。 2004年7月には日本国政政党は5党(自由民主党民主党公明党日本共産党社会民主党)に収斂されていたが、上述のように2005年8月から2012年11月までに政党要件満たす新党11結党されており、その結果野田首相解散表明をした翌日2012年11月15日時点では国政政党数が以下のように16にものぼっていた。 民主党 自由民主党 国民の生活が第一 公明党 日本共産党 みんなの党 新党きづな 社会民主党 日本維新の会 新党大地・真民主 太陽の党 減税日本 みどりの風 国民新党 新党改革 新党日本 これについて、有権者からは政党乱立しすぎてわかりづらいという声が上がったまた、民主党勢力自民党公明党勢力以外の第三極勢力分散しすぎているという指摘もあった。 2012年11月15日以降も、民主党から離党した上で政党入党し立候補しようとする国会議員出た。 また第三極について、以下のような政党離散集合などが行われた。 「国民の生活が第一」と「新党きづな」が合併し存続政党は「国民の生活が第一」に。 「日本維新の会」と「太陽の党」が合併し存続政党は「日本維新の会」に。 「国民新党」を離党した亀井静香前衆議院議員と「民主党」を離党した山田正彦前衆議院議員が「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」の結党宣言総務省への登記はなされず)。 「減税日本」と「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」が合併宣言し、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」の結党表明総務省への登記はなされず)。 「国民の生活が第一」と「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」が合併し、さらに「みどりの風」の前衆議院議員参加して日本未来の党」が結党。 「みどりの風」が所属国会議員が4名となり政党要件喪失。 「新党大地・真民主」が党名を「新党大地」に改名その結果2012年12月4日までに選挙立候補表明している政党要件満たす政党は以下の12となり、小選挙区比例代表並立制導入され1996年以降衆議院議員総選挙としては、要件満たした政党立候補届出過去最多となった民主党 自由民主党 日本未来の党 公明党 日本共産党 みんなの党 社会民主党 日本維新の会 新党大地 国民新党 新党改革 新党日本 政党乱立にあわせ、立候補者数も現憲法下で最多となったまた、新興政党では日本未来の党公示日比例立候補名簿届け出大幅に遅れ、総務省審査作業深夜もつれ込む事態となったほか、日本維新の会事前に公表した候補者リストの名前や年齢性別など誤植頻繁に見つかり、発表直後選挙区変更や、公示日立候補予定者出馬辞退するなど迷走続けた

※この「国政政党の乱立」の解説は、「第46回衆議院議員総選挙」の解説の一部です。
「国政政党の乱立」を含む「第46回衆議院議員総選挙」の記事については、「第46回衆議院議員総選挙」の概要を参照ください。

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