国政状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/27 04:20 UTC 版)
スフィア王国では貴族制度を取り入れた王制が敷かれており、王族の中でも最高位の女王が王権を持つ。 しかし、故セフィリア・ファム・アーシュライトの退位後は、本来なら王女であるフィーナ・ファム・アーシュライトが即位するはずであったが、彼女が成人する前にセフィリア前女王が退位したため、暫定的にセフィリア前女王の夫であるライオネス・テオ・アーシュライトが現国王として即位している。だがフィーナルートの8年後で未だにライオネルが国王と呼ばれている矛盾ができている。 月王国で半ば国教のように扱われている宗教は“静寂の月光”で、王族も含め月人の大多数が信仰しており、単に「教団」と略されることも多く、政治的・文化的な影響力は大きい。また、ゲーム版では月にあるロストテクノロジーの管理をこの“静寂の月光”が担っている。 アニメ版でのスフィア王国は大中規模の宇宙艦隊を保有しており、王国内部(ドーム都市周辺)にも大規模な防空システムが整備。カレン駐在武官と主人公の搭乗する宇宙戦闘機が月王国への侵入を行った際に、この防空システムの迎撃を受けるシーンがあり、また、フィーナ王女の地球訪問(留学)期間中、フィーナ王女が一時帰国した際に親衛隊長ユルゲン・フォン・クリューゲルを長とする反地球主義勢力の謀略によって出撃したスフィア王国艦隊と地球連邦艦隊との間で一触即発の事態を招く場面もあった。 作中ではスフィア王国内の経済事情や国民の生活水準については触れられていない。 また、月人と地球人との結婚は法制度上は可能であるが、該当の法が制定されたのがオイディプス戦争前であるため、実際に結婚するには数多くの問題を解決しなければならない。
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