図案構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 09:01 UTC 版)
盾は金の縁がついた四分割のもの。 左上は、金(黄)地に3つの銀(白)の六芒星が置かれている。これはヴァヴァウ、ハアパイ、トンガタプのトンガにおける3つの行政区画を象徴している。 右上は赤地に王冠が置かれている。これはトンガ王が重要な儀式の際に被る王冠を模したもので、トンガの王制のシンボル。 左下には青地にオリーブの枝を咥えた白い鳩がいる。これは平和とキリスト教のシンボルである。 右下には金(黄)地に赤い柄を持つ3本の剣が組み合わせてある。これは、ツイ・トンガ、ツイ・ハアタカラウア、ツイ・カノクポウルという三王家を表し、三王家の血を引くツイ・トンガ系の現王室トゥポウ家を支える歴史の象徴である。 盾の中央には赤い十字を描いた銀(白)の六芒星がある。 盾の上部の王冠は盾の右上部分のものと同じである。 盾に飾られた旗は州旗。 リボンにはトンガ語の標語である「Ko e Otua mo Tonga ko hoku tofi'a」(神とトンガは私の遺産)と書かれている。
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図案構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 07:36 UTC 版)
紋には、単独であるもの、輪や角に囲まれているもの、文字、異種との組み合わせなどがある。それらに関する特定の用語がみられないためここでは書籍に見られる語句と便宜上、仮の名称を使用する。 一つの紋には、身(み)や内(うち)といえる部分と、輪(わ)・枠(わく)や外(そと)といえる部分がある。その構成には、その紋類(ここでは、桐紋や菱紋などの大きな括りのことを仮にいう)によるが、紋の図案を構成する働きにより細かい種類がある。例えば、家紋研究者の高澤等は、輪や角などの輪郭に関するものを「付加」、紋の模様など一部を省いて描いたものを「省略」、隅立てや裏表など形容を変化させたものを「改造」、紋の形自体は変えずに、同様の紋を並びや重ねを用いて加えたものを「増加」、種類の違う紋を合わせたものを「合成」、分割した紋を組み合わせたものを「分割」と説明している。 「輪」などがない構成「梶の葉(かじのは)」 「輪」を付加した構成「丸に梶の葉(まるにかじのは)」 省略による構成「三階菱(さんかいびし)」植物の葉脈や重なり合う境界を描かないなど。 改造による構成「抱き陰杏葉(だきかげぎょうよう)」 増加による構成「並び矢(ならびや)」 合成による構成「仙台笹(せんだいささ)・竹に雀(たけにすずめ)」 分割による構成「違い割り鷹の羽(ちがいわりたかのは)」
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