図案家としてとは? わかりやすく解説

図案家として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 14:36 UTC 版)

渡辺省亭」の記事における「図案家として」の解説

明治8年1875年美術工芸品輸出業者松尾儀助才能見出され輸出用陶器などを扱っていた日本最初貿易会社である起立工商会社就職濤川惣助手掛ける七宝工芸図案描き、この仕事通じて西洋人受けする洒脱なセンス磨かれていく。明治10年1877年)の第一回内国勧業博覧会図案蒔絵下絵2点絵画作品《郡水盤ノ図》を出品起立工商会社のために製作した金髹(きんきゅう)図案花紋賞牌三等賞)を受賞。更に翌年パリ万国博覧会で《郡水盤ノ図》が選ばれ出品決まり同社から出品した工芸図案銅牌獲得これを機に起立工商会社嘱託社員としてパリ派遣された。これは日本画家として初めての洋行留学である。メンバー副社長若井兼三郎ら7名で、その中には林忠正もいる。なおこの時省亭は、洋装ではなく法被股引」姿で欧州へ出かけたという。

※この「図案家として」の解説は、「渡辺省亭」の解説の一部です。
「図案家として」を含む「渡辺省亭」の記事については、「渡辺省亭」の概要を参照ください。

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