図案の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 14:46 UTC 版)
単独の巴という紋はなく、数・形状・向き、などにより多くの種類が紋として作られ、用いられてきた。 1つから3つの巴を円形に配し、それぞれ 一つ巴(ひとつどもえ)、二つ巴(ふたつどもえ)、三つ巴(みつどもえ)と言う。ほかに「九曜」の配置に三つ巴を9つ並べた「九曜巴」(板倉巴)、三つ巴の内側輪郭のみを残した「抜け巴」、尾の長い「尾長三つ巴」などがある。「三つ巴」(みつどもえ)という言葉は、3つの勢力が拮抗し、鼎立している様子という意味にも用いられる。 また、巴紋そのものではなく異なる種類の紋において、例えば、藤紋の「一つ藤巴」のように渦を巻くように配置されたものを「 - 巴」などと呼ぶものもある。 二つ巴(ふたつともえ) 三つ巴(みつともえ) 四つ巴(よつともえ) 九曜巴(くようともえ) 板倉巴(いたくらともえ) 尾長渦流三つ巴(おながかりゅうみつともえ) 尾長渦流三つ巴の類似紋様 尾長三つ巴(おながみつともえ) 有馬巴(ありまともえ) 陰陽勾玉巴(いんようまがたまともえ)(寿の字巴(ことぶきのじともえ)) 黒田藤巴(くろだふじともえ) 藤巴(ふじともえ)
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